『 健康ブログ~腸活!ヨーグルトの美味しくて健康的な食べ方 』
名古屋市中区栄の足立耳鼻咽喉科がお届けする健康ブログです。本職は耳鼻咽喉科領域の治療を専門としていますが、当ブログではもう少し広い視野で、より快適に生活できる情報を発信します。流行りの健康情報ではなく、基本に忠実な情報を書きたいと思っています。宜しくお願い致します。
こんにちは、健康ブログ編集長です。健康に関する話題には事欠きませんが、今は腸活ブームですね~。人間が生きていくのに大変重要な免疫系に密接に関わっていますので、ご興味ある方は是非ご覧ください。
本日のテーマは、
「腸に良いヨーグルト、こう食べると効果10倍です!」
最近「腸活(ちょうかつ)」なる言葉をよく聞きます。また大事なのは”腸”だとか、生物を支配している臓器は実は脳ではなく腸であるなど、やたら腸が持ち上げられています。確かに生きていく上で、食物から栄養やエネルギーを頂戴していますので消化吸収の重要臓器ではありますが。どちらにしても健康を保つ上で腸の働きは大変重要ですので、腸が主役と言うならば従いましょう(笑)と日和見的ですが・・・・。
今日はそんな人気者の腸に良い食べ物のひとつ、ヨーグルトの食べ方に脚光を当ててみました。
日本人とヨーグルト
世界中で昔から安定して食べられているヨーグルトですが、どれくらい消費しているのか想像できますか?
世界で最もヨーグルトを食べている国は・・・・実はトルコなんです! 少し古いデータではありますが、その量は一人当たり年間65kg!(多分、すごい?)2位はあのブルガリアで35kgです。トルコとは知りませんでしたが、ブルガリアはヨーグルトとメージが合いますね。
さあそれでは我が日本はどれくらいかと申しますと、6.5kg! トルコの1/10という数字です。予想外に少なかったので驚きましたが、ヨーグルトをこよなく愛する人も多いと思います。最近はシンプルなヨーグルト以外にも、いろいろトッピング?された製品も出回っています。フルーツ入り、鉄分増強、カロリーオフなどかなり種類も増えていますね。
私も子どもの頃から健康にいいからと親に食べろと言われてきましたし、大半の方は健康に良いというイメージがあるでしょう。そんな人気のヨーグルトをもっと健康的に食べる方法を伝授しましょう。
ヨーグルトの効果的な食べ方
フルーツとの組み合わせ
日本でも9万部を超えるベストセラーになっており大きな反響を呼んでいるのは『腸がすべて:世界中で話題!アダムスキー式「最高の腸活」メソッド』という書籍です。日テレ系列「世界一受けたい授業」(2021年5月22日放映)でも紹介されており、著者の提唱する「アダムスキー式腸活メソッド」は、Google.itの食事法(ダイエット)部門(2017年)で「最も検索されたキーワードのベスト3」に選出されるほど。
実は腸は栄養を吸収し「いらないもの」を便として排出するだけではなく、「腸は、腸内細菌と協力して、免疫システムの80%を担っている」と書籍の中でも明記されています。やはり腸ってスゴイやつなのかも知れません。その腸に優しい食べ物はいろいろありますが、その中のひとつが発酵食品であり前述のヨーグルトなんですね。
それではヨーグルトの効果的な食べ方をお話していきますが、「アダムスキー式腸活法」では、「腸に”汚れ”をため込まないこと」が健康への第一歩だと考えられており、その「腸の汚れ」をとるために最も効果的な洗浄剤は「フルーツ」だとされています。つまりヨーグルトにフルーツを加えて食べると効果が増すのです。
フルーツに含まれる「食物繊維」はヨーグルトに含まれる「乳酸菌」や「ビフィズス菌」のエサとなり、これらを増やす効果があるそうなので「ヨーグルト×フルーツ」を一緒に食べれば、腸活効果は抜群です。
アダムスキー博士は、「フルーツは1日1回、それもなるべくなら2~3種類食べるとよい」と話しています。選ぶときには、なるべくいろいろなフルーツが入ったヨーグルトを選ぶと良いようです。ご自宅でフルーツヨーグルトを作る時にフレッシュな果物をたくさん用意するのが大変であれば、「冷凍フルーツ」や「ドライフルーツ」を上手く活用すると宜しいかと思います。
そしてフルーツは、腸のお掃除効果が最も期待できる「柑橘類」(みかんやオレンジなど)を入れるのがおすすめ。またダイエット中などで「糖分のとりすぎを控えたい」という方は、いちごやブルーベリーといった「GI値の低い果物」を選ぶといいそうです。「GI値」が低い食品は、体内で糖が穏やかに吸収されるため、血糖値が気になる人でも比較的安心して食べることができ、ベリー類は冷凍でも売られているので、買いおきができるのもうれしいですね。
またバナナもオリゴ糖が豊富に含まれるていますし、水分を引き込んで便を柔らかくする「水溶性食物繊維」も豊富に含まれているので、便秘解消効果も期待できます。
蜂蜜との組み合わせ
「アダムスキー式腸活法」でもうひとつ強く推奨されているのが「はちみつ」です。アダムスキー博士は、はちみつを「最高の甘味料」と絶賛しています。はちみつは栄養のかたまりで滋養強壮があるうえに、内臓の働きを高める効果もあるのだそうです。のどの炎症を抑え、咳を鎮める効果も期待できますよ。
はちみつは、ヨーグルトだけでなくフルーツとも組み合わせていいと考えられています。そのため、バナナヨーグルトをはじめとしたフルーツヨーグルトに、はちみつをかけるのは最強かも知れません。ハチミツだけでなく、マヌカハニーをオススメします。
どのヨーグルトを選ぶか
ヨーグルトによって含有されている「乳酸菌」には違いがあり、種類も効果も様々なのだそうです。『腸がすべて』の医学監修をつとめた澤田幸男医学博士(澤田肝臓・消化器内科クリニック院長)は「人によって体に合う乳酸菌は違うので、ヨーグルトは2週間ほど同じ種類を継続的に食べて、体の変化を観察するとよい」と話しています。
今は「お腹の調子を整える」「腸内環境の改善に役立つ」といったものから、「目や鼻の不快感を緩和する」「血圧が高めの人に」というものまで、さまざまな機能を持つヨーグルトがあります。まずは「自分の体のお悩み」を解決してくれそうなヨーグルトを2週間食べてみて、効果を実感できないようであれば、違う種類を試してみるというのがよいのではないでしょうか。
体の変化を知る方法のひとつが「毎日のお通じ」です。博士は「腸の声を聞けば、すべてがうまくいく」と話し、毎日、便を観察することをすすめています。理想の便は、
- バナナのような少し柔らかくてどっしりとした固さ
- ソーセージのような表面と形状
- こんがりと焼けたハンバーガーのような色」
だそうですので、ご自身の排泄物をよく観察しましょう。
みなさんも、毎日の食生活で「腸」を意識し、自分の便が伝えてくれる「腸の声」に耳を傾けるところから「腸活」を始めて、「さらに健康な体」を手に入れてみませんか?
それでは、また来週!
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◇ 編集後記
ヨーグルトは割と頻繁に買うのですが、すぐになくなるのがネック。と思っていたら、何かのカタログギフトにヨーグルトメーカーというのがあり、思わず頼みました!これで自家製ヨーグルトを作って腸活だ!と思ったのが、半年くらい前のこと・・・。全く使わずに眠っています(笑)。
この記事を書いたのも何かの縁、もう一度箱から取り出してピュアヨーグルトを作ってみようと思いました。
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