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花粉症治療について

花粉症に関する知識を身につけましょう

「ハックション!」「グシュン、グシュン」

2月から3月にかけて、日本中でよく見られる光景ですね。
今や国民病とも言われる「花粉症」ですが、厚生労働省が発表しているデータによると、花粉症の有病率は、全国平均で15.6%となっています。

意外と少なく感じると思いますが、全国平均値ですので数値の高い地域、例えば東海地方ですと30%近い数字になっています。

3人に1人・・・改めて見るとスゴい数値なんですが、花粉症の代表的な原因「スギ花粉」に絞ると全国平均20%、東京都においては何と、48,8%という数値も出ています! 2人に1人! 大変なことです・・・。

 

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薬物療法

薬でアレルギー反応を抑える治療法

当クリニックでは、3大症状(くしゃみ・鼻水・鼻詰まり)に効果のある抗アレルギー剤(内服・点鼻・点眼など)を、患者さん個々の症状に合わせて処方致します。ここ数年で抗アレルギー剤のOTC(ドラッグストア等で買える薬)のラインナップも増えてきています。

OTC薬のメリットは・・・

  • 医師の処方無しで買える=「病医院で待たなくていい」というメリットではありますね。

反対にデメリットは・・・

  • 医師の診断がない=病歴や症状、状態などから総合的に判断出来ない。診察をしない薬剤師さんと、自分やメディアの宣伝イメージで決まってしまいます。
  • 値段は結構高い=結構高い。クリニックでも全て先発品にすると高くなるケースもありますが、ジェネリック医薬品という選択も可能です。
  • だいぶ前に発売され、眠気などは少ないが肝心の効果が弱い薬しかOTC化されていない。

医薬品は”効果と副作用”を合わせ持った物質です。値段だけで判断して、症状が改善されないケースや、逆に副作用が出てしまうというケースもあり得ます。やはり専門家に任せるのが、結局最良の選択だと思います。

またOTCではまだ発売されていない新薬も、ケースによっては選択できます。
発売してすぐの薬剤は不安要素を含んでいると当法人では考え、すぐには処方しない方針です。少なくとも1年間は様子を見てから判断致します。その上で新薬の持つメリット、コスト、患者さんに適しているかを総合的に考え、患者さんにも確認した上で処方致します。

レーザー治療法

レーザー照射により、アレルギー反応を起こす鼻粘膜を焼いて症状を起こさなくする治療法 

レーザー治療につきましては、HP内の専門ページでご紹介しておりますが、症状の厳しい方、薬は眠気が強くて続けて飲めない方、忙しく通院が困難な方などに適していると思います。

また何よりも、効果は1~2年くらいですが、辛い症状や薬の服用から解放される可能性が高い治療法です。
当治療法の認知と共に、年々ご希望の方が増えてきています。
一度ご検討されても良いかと思います。

舌下免疫療法

原因となる抗原(例:スギ花粉)を服用して体に慣れさせて、アレルギー反応を起こさなくする治療法

舌下免疫療法につきましても、HP内の専門ページでご紹介しておりますが、個人差はもちろんありますが、70%~80%ほどの高い有効率で症状をかなり改善したり、著効例であれば全く症状も出なくなる!という根本的な解決策になる治療法です。
但し、次のようなハードルがあります。

  • 治療終了まで3~4年という期間を要する。
  • その間、薬をずっと服用しなくてはならない。

ほぼ唯一の根治療法ということで各メディアでも紹介され、ご希望の方が増えてきているのも事実です。
一度ご検討されても良いかと思います。


花粉症治療は、耳鼻科のみならず内科においても治療は可能ですし、実際に治療を受付てみえます。
ただ上記のようなレーザー治療器の導入、舌下免疫療法の症例数など治療の経験やバリエーションの豊富さにおいては、やはり専門医に相談するのが一番良いと思います。

スギ花粉のみならず、花粉症全般でお悩みの方、毎年苦しい想いをされる方は一度ご相談下さい。

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