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耳鼻科用CTについて

CTを導入しました!

耳鼻科用CTとは?

耳鼻科の診察において画像診断は病状を確認出来る、非常に有用な医療機器です。
画像診断は、一般レントゲンによる「単純撮影」が主ですが、CTやMRIなどのようにより詳しい画像情報を得る方法もあります。

診断においては非常に有益な検査機器ですが、開業医では高価なCTやMRIの導入には二の足を踏みます。そのような状況ではありますが、当クリニックでは耳鼻科用CTを導入しております。

診断上有益と申し上げた理由は、

「二次元のレントゲン撮影」と「三次元撮影が可能なCT」とでは、得られる情報が大きく違うという点です。情報が多ければ、より精度の高い診断が可能になります。

もちろん不要なCT撮影はする必要はありませんが、仕事で忙しい等なかなか病院に来れない方は、今すぐにCT撮影をして「より詳しい診療を受けたい」という場合もあろうかと思います。

CT撮影依頼の紹介状を書いて、またその紹介先で、というような不便を解消し、素早くその場で、よりレベルの高い診療をご提供出来るよう、当クリニックでは耳鼻科用CTを導入しております。

もちろん不要なCT撮影はする必要はありませんが、仕事で忙しい等なかなか病院に来れない方は、今すぐにCT撮影をして、より詳しい診療を受けたいという場合もあろうかと思います。

CT撮影依頼の紹介状を書いて、またその紹介先でというような不便を解消し、素早くその場でよりレベルの高い診療をご提供出来るよう、当クリニックでは耳鼻科用CTを導入しております。

 

<耳鼻科用CTの利点>

従来のCTとは異なり撮影範囲の狭い耳鼻科領域に特化しているため、副鼻腔疾患や中耳疾患のより精密な診断を行うことが出来ます。

検査時間が短い

当日すぐに撮影することができ、検査時間は約1-2分です。また、検査結果も診察室ですぐに確認することができますので治療方針の決定や治療の効果判定に役立ちます。

被ばく量が低い

被ばく線量も一般的なCTの1/8以下と低被ばくのため、安心して検査をうけて頂けます。

撮影費用が安い

検査費用は3割負担の場合、3390円となります。もし総合病院へ紹介してCT検査を受けて頂く場合、一般的なヘリカルCTは4500円程の検査費用がかかり、また紹介状など他の費用も発生します。

クリニックで検査できることで、経済的なご負担を軽減することができます。

 

<診断ができる病気>

副鼻腔炎

副鼻腔は、上顎洞、篩骨洞、前頭洞、蝶形骨洞の4つに分かれています。レントゲン撮影では上顎洞の炎症はある程度分かりますが、それ以外の部位はレントゲンでは見えにくく、判断しづらいことが多くあります。

CTでは全ての副鼻腔を細かく観察することができ、副鼻腔炎の範囲・程度の確認、治療の効果判定、手術適応の判定に有用です。

また、副鼻腔炎では真菌(カビ)や虫歯が原因となることがあります。真菌や虫歯が原因の場合は、通常の副鼻腔炎の治療をしていても改善しません。CTでそれらの特殊な副鼻腔炎も診断することができます。

 

鼻骨骨折、顔面骨骨折

外傷に伴う骨折の診断、手術適応の評価ができます。

ただし、骨折の整復は行っておりませんので、手術適応がある方は近隣の病院へ紹介させていただきます。

 

中耳炎、伝音性難聴

鼓膜の奥に中耳とよばれるスペースがあり、その中に耳小骨という骨があります。鼓膜でキャッチされた音はこの耳小骨を通って、内耳や神経へと伝わっていきます。この、音を伝える耳小骨や中耳の病気が原因でおこる難聴を伝音性難聴とよびます。

中耳は外からは見ることができませんので、原因不明の伝音性難聴の診断にはCTが有用です。

その他、中耳に腫瘍のようなできものを作って周りの骨を壊していく、真珠腫性中耳炎という特殊な中耳炎があります。真珠腫性中耳炎の診断、重症度の判定も可能です。

 

唾石症

唾液腺(特にあごの下にある顎下腺)から口につながる、唾液を通す管に石ができる病気を唾石症といいます。石ができているかどうかは触って分かることもありますが、深い場所にある場合は触診では診断ができません。唾石はCTで白くはっきりと写るため、深い位置でも正確に診断することが可能です。

より精度の高い診療が出来る設備を備えておりますので、ご心配な方は一度ご相談にいらしてください。

 

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