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『 チームワーク』

[2020.12.18]

名古屋市中区栄で開業する「足立耳鼻咽喉科人財開発部 」スタッフがおくる、自己啓発・自己成長支援ブログです。

悩み多い人生を少しでも良く生きる為に、私の知見や経験が役に立てば幸いです。


「心とスキルが成長する~グロウアップ講座 第49回」を始めます。

こんにちは、人財開発部のケンシロウです。
寒い~ですね。平年並みかも知れませんが、今まで暖かったせいか余計に寒く感じます。
お仕事も忙しくなる季節ですが、車の運転や健康などご自愛下さい。


本日のテーマは、

「 本当のチームワークとは?」

 

今年の日本シリーズ、昨年の屈辱を晴らす為に”原ジャイアンツ”はソフトバンクに挑みました。
誰もが、勝てないまでのそこそこの勝負にはなるだろうという期待をしていたと思いますが、結果は1つも勝てずにまたも大惨敗。
野球素人の私もでもわかるくらい、ソフトバンクは隙がなく強い。でもせめて1勝くらいはと思っていましたが・・・


シリーズ終了後も原因について様々な意見:分析が出ていました。

監督の采配が違う、やはり実力のパ、セリーグ野球はテクニック重視、ピッチャーのレベルが違う等々厳しい意見が多いですね。

どれも正解なのかも知れませんし、何が一番の要因かは詳しくはわかりませんが、仮説としては以下のことを考えました。

  • リーダーの差
  • 選手個々の力の差
  • チーム力の差

この3つに絞って、強いチームについて考察していきたいと思います。

 

リーダーの差

工藤監督と原監督の差という意味ではなく、良いリーダーの存在は組織にとって極めて大きな必須要因です。

数人のグループから数万人を超す大企業など規模は違えど、複数人が集まって何かをする時には必ずリーダーが必要。個々の力を集約し、目標達成の方向に舵をきり到達させるためです。
まさに扇の要、難しい役割ですが遣り甲斐のあるポジションでもあります。


成功するリーダー像はひとつではなく、組織や業種、時代によっても求められる資質は変化します。黎明期、成長期、安定期など古今東西様々なリーダーが現れていますね。

共通することは、

  1. 目標をしっかり見定め、必ず達成するという強烈な想いを抱けること。
  2. ロードマップに数値をきっちり当てはめることが出来る。
  3. それを全員に浸透させる。
  4. 部下の育成。
  5. 適材適所の人材登用。


熱い想いと冷徹な計算、どちらも大切。そして部下の盾になり、守り切る覚悟。おそらく工藤監督にはこういう要素がたくさんあったのでしょう。

 

選手個々の力の差

チームで仕事をする場合、チームのまとまりは無論大切です。いくら優秀な強いメンバーがいても、それらが集約されなくては、力のもち腐れ。
バラバラでは勝てませんね。そういう意味でチームワークは大切だ!という結論になりそうですが、それだけではないと私は思います。

いくら上手く連携出来ていても、個々の力が弱いチームでは常に勝ち続けることは難しいと思います。どこかにしわ寄せがいき、強いメンバーも疲弊したりマークされて機能しなくなることも考えられます。

理想は個人も強くて、チームもまとまっている状態。その為にリーダーは個人のレベルアップを常に図らないといけません。一律ではなく、個々の能力や性格に合った指導法が必要ですね。

各人を競争させることも大切です。安穏とした組織と、下克上の組織、どちらに活気があるかは自明、ただし殺伐とし過ぎてはいけませんので、上手くコントロールすることが必要ですが。

 

チーム力の差

チームワークという言葉は有名過ぎて、あまり意味を考えないかも知れませんが、あなたはどういうチームワークが一番強いと思います?

「そりゃ全員仲が良くて、互いにカバーしあえる関係でしょう」

「チームに迷惑をかけるようなことはせず、目標をきっちり達成するチームですよね」


そうですね、どれも正解です。模範解答だと思います。
でも私は少しへそ曲がりなので、こう考えます。

  1. 個人の個性を重視する。
  2. 一定のレベルまで到達することは、個人ですべき事。(その責任はリーダー)
  3. 迷惑をかけてもOK。逆に迷惑をかけられて、やっと仲間。
  4. 調子が悪ければ、他がカバー。でも必ずお返しすること。
  5. 目標達成という想いでのいざこざ、喧嘩は大歓迎。但し陰湿なのはアウト。やるなら皆の前で堂々と。そして決着をつけること。
  6. その上で成功はチーム、個人を称賛。失敗の責任は全てリーダーが負う。


いかがでしょうか。格好つけるわけではありませんし、いつもこのような状態だったわけでは無論ありませんが、前職の営業時代チームを率いる時はこう考えて、皆にも宣言していました。
そして基本的に各人のスタイルに任せ、仕事でどうしてもやりたいことがあれば、勤務時間内であっても帰って結構。
しっかりお客様と話し込みたいなら、とことん付き合って明日午後出勤でもOK。

結果を出すのであれば(プロセスも含めます。誤解なきよう)それが正解、チームで共有します。
今考えるとかなり極端なリーダーだったかも知れません。自分の上司からは煙たがられて当然ですね。


また試練をチームで乗り切る経験をさせることも大事です。人生は楽しさより苦しさから得る事の方が多いような気がします。

このように優等生的なリーダーではありませんでしたが、何故か非常に個性的で優秀で、わがままで?楽しい部下と仕事をする機会に恵まれました。
感謝しかありません。今の時代とは少し違いますが、本質は変わらないのではないでしょうか。


あなたにも強いチームを作って頂き、勝利の美酒を思い切り仲間と味わってほしいと心から思います。


「あなたはもう成長している!」

それでは、また来週お会いしましょう。

 

 


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□ 編集後記


荒くれものが多かった前職時代とは違い。今は女性中心の職場。
嫌われないよう、邪魔、臭いと言われないよう、息を潜めてチームワークしています(笑)。
女性メインの職場で、女性の強さ、優秀さ、優しさを改めて感じます。

足立耳鼻咽喉科は、理事長をリーダーに、強いチームになりますぞ!


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「 安心・安全で人に優しいクリニックをつくり、地域社会に幸せの循環を創る 」

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