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『グロウアップ講座 第4回~報連相と、おひたし』

[2019.12.20]
【 毎金!ワンポイント・グロウアップ講座 第4回 】   こんにちは、足立耳鼻咽喉科 人財育成課ケンシロウです。 もう12月ですねって話をしていたら、もう20日!何でしょう、この時の速さ。 残された時間が減っていく、トキ兄さん・・・!? 若き日の、懐かしい場面にタイムスリップしていました。(寝ぼけてはいません) かつての名作も、今や知らない世代が増えてきました。       今回のグロウアップ・テーマは、   『報連相とおひたし』です。     報連相は有名ですが、「おひたし」って何?と思われる方もいらっしゃると思います。 楽しみですね~。 それでは、始めましょう。     1.報連相 おさらい   「報連相」(ほうれんそう)に関しては、昔から言われていますので説明はいらないかも 知れませんが、おさらいしておきましょう。 報(ほう)・・・報告 連(れん)・・・連絡 相(そう)・・・相談ですね。 報連相   ビジネスの現場では当たり前のこと、基本中の基本ですが、未だに言われているのは何故か? それは・・・意外と出来ていないから!です。   「報連相、しっかりしないか!基本だろう!」 部下のある方なら、こう言って部下を叱った経験をおもちだと思います。 もちろん、部下の方もわかっています。でも忙しい時にうっかりとか、報告のタイミングを逃し、 ズルズルと時間だけが経ってしまった。こういうケースも多いと思います。 また報連相をそれほど重要視していない人もいます。いちいち細かいことまで言わなくても、 わかるでしょ?   こう思っている人もたくさんいます。     それでは、報連相が何故必要なんでしょうか?   ある小さな会社があったとします。社長と部長、営業パーソンが5人、そして事務員が数名。 お得意先には各営業担当者が訪問し、受注活動を行います。 日々の活動において、たくさんの問題や反応などが生まれてきます。競合とのやりとりもあるでしょう。 こういうことを、営業が上司に報告・相談していないとどうなるでしょう?     円滑に実施されていれば、お得意先の要望を満たし、信頼関係を構築してお互いのメリットを 享受出来るはずです。 しかし報連相が出来ていないと、お得意先の会社・上司・担当者や製品についての要望などが、上司に一切伝わらない。 そうなると製品に関する要望・苦情や、競合情報などがわからないので、適切な対応が出来ない。 結果、得意先に迷惑をかけたり、競合に負けたりして受注出来ない、得意先との信頼関係を損なうことになります。   ビジネスにおいて勝てない組織になってしまいます。   当たり前で基本的なことですが、ビジネスが上手くいくかどうかの重要な要因なのです。       2.おひたし     これは「報連相を受ける側」の注意事項になります。 ①・・・怒らない。当然のことですが、結構ありがちです。特に悪い報告が遅れた場合や、聞く側の 心理状態が悪い時などです。 ②・・・否定しない。報告が終わるか終わらないうちに、否定される、非難される。 ③・・・助ける。 ④・・・指示する。   上手く当てはめてありますね。特に怒ったり、否定・非難するケースって結構あるように思います。 怒る子供     せっかく部下が報連相を守っても、上司や先輩が頭ごなしに怒ったり、否定したらどうなうでしょう? その部下は今後報連相をしてくれなくなるかも知れません。   「そんなことないよ、ちゃんと聞いているよ」 こう言われる方も多いと思いますが、実際現場では非常に多い事例なのです。     逆に申し上げれば、「報連相」と「おひたし」が円滑に効果的に実施されている組織は、 お得意先で起こったことを謙虚に正確に理解し、素早く行動が起こせるはずです。 その為にもマネージャー自らが率先して「報連相」「おひたし」を実践して、組織風土として根付かせることが非常に大切です。 そういう会社の製品を買いたいと思いますし、是非お付き合いしたいと思います。 書店にいくとたくさんのビジネス本が出版されています。絶対成功する!とか、売り上げ200%アップ!とか、思わす買いたくなるタイトルですが、 意外と身近なところ、当たり前にやっていることの中に成功の真実が隠されているもなのかも知れません。   -----------------------------------------------     いかがだったでしょうか? 今一度、自分の会社、チーム、そして自分自身が見つめて考えてみて下さい。 その考え方、行動があなたの成功につながります。   「君はもう成長している!」のです。 それでは、また来週お会いしましょう!
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