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『 グロウアップ講座~大谷翔平に学ぶ!礼節こそ最強の武器になる!』

[2021.12.03]

名古屋市中区栄の足立耳鼻咽喉科伏見クリニックです。医薬品営業歴36年の営業マンがおくる、ビジネスパーソン向け自己啓発・自己成長支援ブログです。仕事の悩みを改善し、レベルアップして頂ければ幸いです。

「ビジネススキルとマインドが成長する~グロウアップ講座 第 95回」を始めます。

こんにちは、人財開発部 元営業マンのケンシロウです。私の尊敬する人物は数多くいますが、最近すごいなと思ったのは”大谷翔平”。まだ20代の若者ですが、その考え方や行動はまさに尊敬に値する。今日はそんな大谷選手の野球以外のすごい部分にフォーカスしてみましょう。

本日のテーマは、

「大谷翔平の最大の武器”人間性”に学ぼう! 」

翔平の人気の秘密

大谷翔平。野球ファン以外でも、今や世界でこの名前を知らない人はいない(少し大袈裟かも知れませんが)と言っても良いのではないでしょうか?
今シーズン、二刀流としてフル稼働。ホームラン争いに加わり、46本塁打100打点を残したかと思えば、投げては9勝156奪三振と、多くのベースボールファンの心を掴む結果を残した。専門誌「ベースボール・アメリカ」の年間最優秀選手、選手間投票による年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」、MLBにおける歴史的偉業に贈られる「コミッショナー特別表彰」などを獲得し、つい先日、日本人選手としては20年ぶりに最優秀選手(MVP)に選出された。よくぞ、やってくれた!という想いです。

単身大リーグに挑戦し、二刀流という不可能と思えるような事を見事に成し遂げました。アメリカ国民が想像以上に盛り上げるのも頷けますね。

そして実績もさることながら、特筆すべきはその「人間性」。マウンドのゴミを拾ったり、相手チームへの対応、そして不当な?判定に対しても決して感情を荒げることなく対処しています。60歳の私でも出来ない事を、20代の若者に教えられて本当に感心しています。アメリカでは「礼儀正しさ」を特に評価されており(アメリカはそうじゃない人が多い?)、まさに能力と実績、人間性を兼ね備えた一流の人間だと評されています。

一般的に私たちが思う一流の人間とは、どんなタイプでしょうか?

  • 高い能力と実績を持ち、慢心せずに常に研鑽を続ける
  • 自己中心的な行動はせず、他人への思いやりと理解を持って接する
  • 怒りなどの感情をコントロールし、温厚な人柄である
  • 決して焦ったり、他人を急かすようなふるまいはしない。常に落ち着いている

ボキャブラリー不足であまり多くは出てきませんが、あなたの思う一流とイメージは同じような感じではないでしょうか。滅多には周囲にいない人物だと思いますし、だからこそ一流なのでしょう。大谷選手は上記の条件にも当てはまっているように思います。まさに非の打ち所がない野球人なのです。

アメリカ社会が礼節を重んじる理由

日本人の感覚から考えると、グラウンドのゴミを拾ったり相手に礼を尽くすというマインドは理解出来ないものではないと思います。 東京オリンピックでの各選手の奥ゆかしい立ち居振る舞いなども、海外で評価されたことを記憶しています。周りとの協調を重んじる日本人独特の行動だと言えます。翻って外国人は個性を大切にし、自分の想いをはっきり主張するのが普通。協調というよりもぶつかり合ったり、議論を交わしてその後協調し合う。車同士の事故でも絶対に謝らず、自分の正当性を訴える。こういうところが大きな違いだと感じます。

海外、日本においても最近至るところでハラスメントが報告されていますが、表に出ないものの礼儀を欠く人の存在が職場に大きなストレスを与え、その結果パフォーマンス低下を招いている可能性があります。職場にストレスはつきものではありますが、大きな損失になっていると指摘されています。例えば職場のストレスにより、アメリカ経済にかかるコストは年間5000億ドル(米心理学会が試算)。仕事上のストレスが原因で毎年、55000億日もの就業日が失われ、職場で起こる事故の60〜80%が、ストレスが原因となる。通院の約80%がストレスに関係しているとも言われる。アメリカでの研究結果であることを差し引いても、驚くような大きな数字ですね。

特に欧米は、弱肉強食の超競争社会。職場のストレスは日本人には到底理解できませんが、凄まじいストレス下で働いています。只でさえ超厳しい環境下、礼節を欠く人の存在は職場、社会に大きな損失や被害を与えているのです。ある調査によれば約80%の人が、無礼な態度を気に病んでしまい、そのせいで仕事に使うべき時間を奪われているとも言われています。

そういう社会だからこそ、大谷翔平選手の成果を褒めたたえ、その礼節さを高く評価するのでしょう。仕事が出来て横柄な人、お金持ちであっても性格の悪い人はいますが、彼はどれにも該当せず、能力と礼節の両方を兼ね備えたスーパーマンということです。

ここで話を身近な問題に変えましょう。私たちビジネスパーソンの日常はどうでしょう?大谷選手のような理想的な行動が出来ているでしょうか? 自らの人間性や礼節を振り返ってみる必要があるのではないでしょうか?

会社の女性スタッフへの態度、下請け業者さんへの態度、取引先で出会う清掃職の方への態度など、立場や職種によって差別したりしていませんか?
立場の弱い方に対して、高圧的な態度をとっていませんか?
上司には媚びへつらうけど、部下には威張り散らしていませんか?

こんな礼節を欠いた考えや行動、人間性を疑われるような行動をとっていませんか? 普段の何気ない行動にこそ、その人の真価が出ると言われています。決しておごらず、他人に優しく、自分の目指す道への探求心を持ち続けて欲しいと思います。

私たち全員が大谷翔平のような振る舞いができるわけではありません。二刀流どころかバッティングセンターの低速球にも空振りする私であっても(笑)、その行動、そのマインドは真似することが出来るのです。

ここまで読んで頂いたあなた、もう成長していますよ!

それでは、また来週お会いできるのを楽しみにしております。


               


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□ 編集後記

大谷選手の魅力はとても今回だけでは書き切れませんので、また少しアングルを変えてご紹介致しますね。

12月ですので、来年のスケジュール帳を買いそろえています。スマホでスケジュール管理をしている方も多いとは思いますが、私は視認性や即時性を考慮して紙のシステム手帳を愛用しています。ビジネスパーソンには武器とも言える手帳、この際に気に入ったものを手に入れて気分転換するのも良いと思います。やはり予定管理、時間管理を制するものはビジネスを制す、ですからね。

 

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