メニュー

『 人生のリスクヘッジ、準備していますか?』

[2021.01.15]

名古屋市中区栄で開業する「足立耳鼻咽喉科人財開発部 」スタッフがおくる、自己啓発・自己成長支援ブログです。

悩み多い人生を少しでも良く生きる為に、私の知見や経験が役に立てば幸いです。


「心とスキルが成長する~グロウアップ講座 第 52 回」を始めます。

こんにちは、人財開発部のケンシロウです。

各県で緊急事態宣言が出されています。仕事にもいろいろな影響が出てきそうですね。
人の移動はウィルスの移動につながりますので、不要不急な外出はなるべく我慢して、身近なところで楽しみましょう。
人は遠いところばかり見たがりますが、意外と近場にすごく良いスポットがあるものです。

さあ今日も、重いテーマに果敢に切り込みます!

 

本日のテーマは、

「 リスクに対する備え、出来ていますか?」

 

人生のリスクと聞くと何を思い浮かべますか?

不慮の事故や、病気による死亡・・・・確かに、これは究極のリスクですね。

失恋・・・よくある事ですが、当の本人は絶望的になってしまうリスクです。

他にも失業、家族の不幸、闘病、お金にまつわる事、仕事の失敗等々、改めて考えてみると、そこら中にリスクの落とし穴がポッカリと口を開けています。

人間って大変だなあ~と思ってしまいますが、地球上全ての存在を考えてみればまだ私達日本人は恵まれていますね。
アフリカなら餓死したり、病気になっても病院に行けない、戦争に巻き込まれるなど想像もつかない劣悪な環境です。
また昆虫はいつ捕食者に食べられるかという、日々は生きるか死ぬかの暮らしです。(虫の気持ちはわかりませんが・・・)

改めて、人間に生まれて、日本に生まれてこれて、幸せだと感じます。

 

日常に潜むリスクに対する備え


少し話がそれましたが、平和な日本においても様々なリスクがありますので、先人たちはこれに対していろいろな備えの仕組みを作りました。

自然災害に対抗する為の防波堤の建設、自動車事故を防止・軽減する為の安全運転支援装置とか、死亡・病気への生命保険、入院保険とか、失業に対する失業保険などがこれにあたります。
その仕組みにお金を払って、私たちも備えているわけですね。

先日新聞で、こんな記事を見つけました。

------------------------------------

ディズニーランドのリスクヘッジの例(2021年1月11日 読売新聞より一部抜粋・要約しています)

日本最大のテーマパーク「東京ディズニーランド」は2011年3月11日、開園以来最大となる震度5強の地震に襲われました。当時7万人が来園していたそうです。
夢の国はこの未曾有のリスクにどう対応したのか?

立つこともままならない地震の中、観客の多くは”死”を感じたそうです。絶望する状況の中で観客は奇跡をみたのです。
何とアルバイトばかりのディズニーランドのキャストが、自らの危険を感じながらも観客を助け、勇気づけ、的確な避難指示、食事の提供などをしてくれました。
結果的にほとんど被害がなかったようです。

----------------------------------

なぜこのような行動が出来たのか?

実は1995年の阪神淡路大震災の直後から、運営会社のオリエンタルランドは対策計画を策定し、「冬の午後6時、震度6強、来園者10万人」という過酷な想定で、年間180回に及ぶ訓練を繰り返したそうです。
キャストには「SCSE」(Safety安全・Courtesy礼儀正しさ・Showショー・Efficiency効率)という4つの行動指針を徹底しました。この行動指針のトップに来るのは、”safety=来園者の安全”です。この行動指針に基づき、訓練を繰り返してきた”備え”の成果だと私も思います。

この時は避難経路がなく、本来絶対に見せない舞台裏の通路を使ったそうです。ディズニーランドのイメージより、来園者の安全を優先した。まさに行動指針が徹底されていたわけですね。
素晴らしい。


この記事を見て、あなたはどう感じますか?

「天下のディズニーランド、当たり前でしょう」

こういう意見もあるかも知れませんが、それでは年間180回も避難訓練している企業をご存知でしょうか?
アルバイトにここまで徹底できる企業をご存知ですか?

私はディズニーファンではありませんが、こういう表面には見えてこない部分に取り組んでいるからこそ、世界中の人々から愛され続けるのだと納得しました。

これも備えです。

 

個人としての備えのススメ


企業などの備えも大事ですが、個人でも備える必要が当然ありますので、個人としてどのようにリスクに対する備えをするかを考えていきましょう。

 

1.ますは考えられる出来事やリスクをリストアップしてみましょう。

ここが漠然としていては対策が打てません。現在から人生の最後までを一度シミュレーションしてみます。

冒頭にも挙げましたが、病気、事故、結婚、失業、持ち家の新築、子どもの教育資金など想定して、必要な資金や保険などについてよく考えておく。
備えの大きさにびっくりするかも知れませんが(私もそうでした!)、漠然とした不安がある程度把握出来た不安に?変わると人間落ち着くものです。

ある意味、目標達成のプロセスと非常に似ています。

面倒ですが、ここはしっかり考えてみましょう。

 

2.リストアップした各リスクに対する対応策を考える

病気になるリスクに対応するためには、

  • まずは予防として健康な生活に改善する。(食事、睡眠、運動、ストレス対策など)
  • 適切な健康診断を受ける、主治医に相談する。
  • 金銭的に不安な場合は、入院保険を検討する。(貯蓄の方が良い場合も多いので、よく研究して下さい)

このようにいろいろな対策を考えて、各リスクに対して今出来ることはしておくと良いですね。

おそらくですが、個人の場合は健康リスクと金銭リスクが上位に上がってくると思います。


金銭面も不安であるなら、ご自身の市場価値を高めておくことが必要になります。
適正に応じた専門分野の深堀り、横展開、人とのコネクション作り、情報発信など、ここでも目標立案→対策立案→行動→検証→再アクションというPDCAのスキルが役に立ちます。

こう考えると、普段仕事で使っているスキルが人生においても非常に役に立つということです。少し仕事に対する考え方も変わってくるのではないでしょうか?

もちろん想定外のアクシデントも、人生では無慈悲に襲ってきます。全てに備えることは難しいですが、人生に起こることには全て意味があると考えて、立ち向かっていくしかありません。

最後にもうひとつだけ、お願いしたいことがあります。誰もが自分や家族が一番大事ですが、それ以外の周りの方が困っていたら助けてあげて欲しい。
人生には良い時、悪い時があります。どん底の時に手を差し伸べてくれる方がいれば、立ち直れるはずです。
そういう気持ちも忘れずに。

ここまで読んでくださったあなた、「あなたはもう成長している!」

それでは、また来週お会いしましょう。


====================================================================

□ 編集後記


仕事をする時は様々な目標や対策を考えるのですが、意外と自分の人生の目標や対策は考えないという方が大半のようです。
本末転倒のような気がしませんか?一番大切なのは、あなた自身の人生のはずですからね。

私も毎年目標を決めて、それに対して行動・検証しています。死ぬ時に後悔しない生き方にしたい。

今まであまり目標立案やリスクに対する備えをしてこなかった方、今年は是非挑戦して欲しいと思います。

--------------------------------------------------------------------

「 安心・安全で人に優しいクリニックをつくり、地域社会に幸せの循環を創る 」

足立耳鼻咽喉科 四日市本院:四日市市羽津山町7-8
 


足立耳鼻咽喉科 伏見分院

 名古屋市中区栄1丁目2-3 プラウドタワー名古屋栄2F


===================================================================

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME