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『 コロナ対策のマスク、生態系に悪影響!?』

[2021.01.18]

足立耳鼻咽喉科が発行する健康ブログです。
地域の皆様の健康の一助になるよう、情報発信しています。


こんにちは、健康ブログ編集長です。

寒暖差、気温差が激しい日が続きますが、体調はいかがでしょうか?

共通試験も終わりました。受験生の皆さん、またその親御さんも本当にお疲れ様でした
その中でマスクの不適正使用で不正となった受験生がいるそうです。鼻出しマスクを何十回も注意されても直さなかったとか。その受験生の気持ちはわかりませんが、皆さんは適切な装着を守って下さいね。

本日のテーマは、


「コロナ対策に有効なマスク、でもこういう事をするのは厳禁! 」

 



コロナ感染が広がっています。地球上の大変の人間がコロナに対する免疫を持つのは早くて数年、長いと5年以上とも言われています。
ワクチン接種、自然免疫など、免疫を獲得する方法は違いますが、なるべく早く克服できる事を祈ります。

そんな状況下では、マスクは本当に大切な防御方法です。飛沫感染、接触感染が主な感染経路であるわけですから、マスクをつけることは合理的なわけです。
しかし、そのマスクが人間以外の生き物には大変な脅威になっているという驚くべき真実が・・・

 

人間の行動が生態系に及ぼす影響


それは、”ポイ捨て”による動物の被害!

使い捨てマスクをポイ捨てすると、生態系にどういう影響を与えるか?


「ポイ捨てされたマスク、鳥の内臓から発見される!」

「足にマスクが絡まり、身動きがとれなくなった鳥・・・」


メディアやネットニュースなどで御覧になった方は見えると思います。確かにマスクをつける機会が増えたので、街中に捨てられているマスクを見つけることも増えました。
これは世界的にも同じようで、コロナ感染が広まってからは街中、水路、浜辺などでたくさんの使い捨てマスクが発見されています。

環境保護団体オーシャンズアジアによりますと、昨年海に流れ込んだマスクはなんと・・・・・


15億枚以上!!!!!


すごい数字・・・これを近年問題になっているプラスチックごみに換算すると、なんと6200トン増える計算になるようです・・・
そして、この薄いマスクが分解されるのに要する時間は、これまた驚きの数百年とのこと・・。


人間が暮らす街中にあるうちはまだしも、海に流れていき、海洋生物や鳥たちが食物と間違えて飲み込んだり、ゴム紐が足に絡みついたりして命を失っていくのです。

その上恐ろしいのは、この報いは将来的に必ず人間に還ってくることです。

マイクロプラスチックごみが大きな環境汚染になりつつあることはご存知だと思いますが、食物連鎖を通じて最終的に人間に戻ってきます。

海の中に漂うプラゴミの細片(マイクロプラスチックごみ)を小魚が食べる→大きな魚が捕食→この魚を食べることで、蓄積されたマイクロプラスチックごみが人間の体内で分解されず蓄積していく・・・。

想像しただけで恐ろしいですし、子どもたちはこれからの時間が長いだけに、どんな健康被害が出てくるのか・・・。

海外では妊婦の体内の、マイクロプラスチックごみが実際に確認されていました。すぐにどうのではないでしょうが、確実に悪い影響がでそうです。

ポイ捨てした本人は軽い気持ちで捨てるのでしょうが、巡り巡って自分に返ってくるかも知れません。

マスクは必要ですが、必ず自宅できちんと処分して欲しいと思います。


身の回りに起こっていることにも目を向けよう!

 

本日はマスクのポイ捨てがどんな影響を与えるかについて、書かせて頂きましたが、問題はこれだけではありません。

前述したプラスチックごみ、温暖化を促進すると言われている二酸化炭素の排出、食品に含まれる添加物など、たくさんの問題があります。

便利さを追求すればするほど、問題が増えてくる気がします。

そして怖いのがどれをとっても今すぐにどうにかしないと死ぬという問題ではない点です。今すぐに健康被害があれば行政もほっておけませんし、企業も対処せざる得ません。
でもそうではなくて、長~い時間をかけて蝕まれていくかも知れないということです。

食卓でよく使う冷凍食品。非常に便利ですが、様々な添加物が使われています。それが長期間摂取しても大丈夫なのかは、保証されていません。
こんなことを書くと、冷凍食品やインスタント食品、各種惣菜などが買えなくなりますが、ラベルなどはよく見て買われることをお勧めします。
摂取する回数を減らすことも大事ですね。

少し過激なことを申せば、国も企業も自分たちのことが一番大事です。ですから自分の身は自分で守るという意識を持って欲しい。

そして自分のやったことが、子どもたちの未来を壊し、動物たちを殺すことにつながるかも知れないと考えて、マスクやペットボトルなどのポイ捨ては止めましょうね。

それがひいては、ご自身の健康に返ってくると思います。

それでは、また来週!

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◇ 編集後記


う~ん、いかん。ちょっと過激な記事になってしまったかな・・・。冷凍食品の企業の方に怒られそう。

私も一時レトルトや冷凍食品などを好んで使っていた時期がありました。
その時にラベルをチェックして化学物質など調べた経緯がありましたので、ちょっとだけ知識があります。

やはりベストは、地産で、旬の自然に近い素材を食べること。そして自分の体の声も聴くのも大事。
当たり前ですが、人の体は食べ物で出来ています。良い食べ物を選んで欲しいです。

そして自分らしい、楽しみの多い生活。質の良い充分な睡眠、規則正しい生活も大切ですね。

え、そんなの無理?いえいえ無理じゃないですよ、しようと思えば、必ず出来ます。
そして健康になれます。

さあ、今日の夕食何にします?

 

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<当ブログ記事に関しての注意>

・当院の健康記事の詳細は、専門の医療機関にてお尋ね下さい。


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