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健康ブログ~迫る花粉症シーズン!初期療法のおすすめ 』

[2020.01.07]

こんにちは、足立耳鼻咽喉科 健康情報ブログ編集者 嵐です。

新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。

伏見のビジネス街も、今日から仕事初めですね。

2020年を迎えましたが、国民的人気グループ”嵐”のファイナルイヤーでもあります。
過去たくさんのアイドルグループはありましたが、これだけ老若男女問わず愛されたグループも
いなかったのではないでしょうか。
私もみんなに愛されるブロガーになれるよう、今年も精進致します。

 

 

本日のテーマは、

 

『 迫る花粉症シーズン! 初期療法のすすめ 』です。

 

 

昨年はスギ花粉が大量に飛散し、症状もかなり厳しかったですね。
思い出すだけでも、ゾッとする方もたくさんみえるのではないでしょうか?

また昨年までは何ともなかったのに、ついに花粉症患者の仲間入りをされた方も多かった
ようです。

早いものであれから1年、またツラい季節が確実に近づいてきています。

くしゃみをする女性

 

「え、もう飛んでるの!?」

 

安心して下さい、飛んでませんから(懐かしい~笑)。

気象庁の発表によれば、東海地方、愛知や三重県のスギ花粉の飛散開始は2月中旬の予想

まだ大丈夫そうですね。飛散開始はほぼ例年並みだそうです。

(気象庁 tenki.jp 12月9日発表の第2報より引用)

 

 

「昨年みたいにたくさん飛ぶのかな?」

 

安心して下さい、それほど多くはないそうですから。(この方、テレビで見なくなりましたね・・・)

昨年は大量飛散でしたが、今年は昨年よりかなり少ないようですよ。
地域によって差はありますが、例年と比べても決して多くはないようです。
良かったですね~。
(気象庁 tenki.jp 12月9日発表の第2報より引用)

 

「安心した。それなら、2月中旬以降に病院にいって薬もらえばいいよね?」

 

いけませ~ん! それでは遅いのです!

何故って? はい、そこらへんを詳しくお話していきますね。

 

 

確かに飛散開始は2月中旬、飛散量も少なそうではありますが、例年花粉症でお困りの方は
ほぼ確実に症状が出ると思われます。

 

昨年の事を思い出してみて下さい。かかりつけの医師から、こう言われませんでしたか?

 

「花粉症のお薬を出しておきますが、すぐには効きませんから・・・」

「もっと早く受診してればね・・・。薬が効くのに、ちょっと時間かかるんですよね」

思い出して頂けたでしょうか?

そうなんです、花粉症の治療に処方されるお薬の大半は、残念ながら飲んでもすぐに効きません

 

 

現在医師が処方する花粉症の薬は、広い意味での抗アレルギー剤と呼ばれる薬剤が主力です。
この薬は効果も良く、主な副作用である”眠気”も以前に比べるとかなり抑えられた良い薬が

多いのですが、効果を発揮するのに、少し時間が必要です。

ですので症状が出始めてからでは、ちょっと遅い・・・

 

飛散開始時期から逆算すると、1月中・下旬頃がベスト、遅くても2月初めには飲み始めないと
間に合わないのです。

つたない説明でしたが、ご理解頂けたでしょうか?

スギ花粉飛散前に受診されて、必要な薬を服薬し始めることを「初期療法」と呼んでいます。

 

「理屈はわかったけど、別にクシャミも出てないし・・・面倒だし」

 

はいはい、その気持ちは大変よくわかります。誰しも、何か事が起こってから動きます。

でも、あの苦しみを(私も長年花粉症と付き合っていますので、誰よりもわかるつもりです)味わいたい?
もっと早く飲み始めておけばと後悔した、あの日々をまた繰り返しますか?

確かに初期療法をしたとしても、完璧に抑えきることは難しいかも知れません。
でもしなかった場合と比べれば、段違いに結果は変わると思います。

 

「でも~健康ブロガーといったって、所詮クリニックのスタッフ。なんだかんだ言って、診察に来させる方便でしょ?」

確かに?(いやいや確かではありません)来院頂ければ幸いではありますが、毎年苦しみに悩む患者仲間として、
良い方法を分かち合っているつもりです。

他のことでもそうですが、いざ事が起こってから慌てて対処する場合と、事前に準備して備えておく場合と比べてみて下さい。

同じことをするんだけど、プロセスと結果が大きく変わってくるものではないでしょうか?

何より花粉症時期で混雑したクリニックに行くより、比較的すいている時期に受診したほうが精神衛生上何倍も良いと思いませんか?

 

 

本日は花粉症対策のひとつ「初期療法」について、簡単にお話させて頂きました。
詳しいことは、かかりつけの病医院でお尋ねください。

それでは、また来週!

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■編集後記

久々に耳鼻咽喉科の専門分野に関する記事を書きました。妙な緊張感があります・・・

当院でも初期療法は積極的にお勧めしています。良いことしかないと思いますので、
是非お試し下さい。

またシーズン中は無理ですが、オフシーズン(6月頃~)には、レーザー治療舌下免疫療法という
治療法も受けて頂けますので、合わせてご相談頂けると良いと思います。

何か今日は足立耳鼻咽喉科の宣伝みたいになりましたが、いろいろな治療法があることを知っておく
ことも大切です。知識は”力”なりです。

お正月気分がまだ残っていると思いますが、今年も健康で楽しく暮らしていきましょう!!

 

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<当ブログ記事に関しての注意>

・当院の健康記事の詳細は、専門の医療機関にてお尋ね下さい。


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1.足立耳鼻咽喉科 四日市本院:三重県四日市市羽津山7-8

2.足立耳鼻咽喉科 伏見クリニック:愛知県名古屋市中区栄1丁目2-3 プラウドタワー名古屋栄2F

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