『グロウアップ講座 第5回~変わる勇気、変える勇気 』

太っていることをバカにされる、モデルみたいな服を着たい、異性にもてたい。
また、お金でみじめな想いをした、お金があれば大切な人を助けることができたなど、
思い出すと感情がこみあげてくる、噴火するような強い感情を逆手に取るのです。
そしてこの悔しさ、想いを紙に書きましょう。決して忘れない為に。
これが、あなたを動かす原動力になります。
2.次は、「勇気をもつ」ことです。勇気を持って、一歩踏み出す人だけが現状を変えることができます。
食べたいケーキ、大好きな唐揚げを我慢しダイエットにいどむ。
彼女と楽しそうに遊んでる同世代の子を横目に、自分の夢の為に必死で働く。
職場の同僚や友人と言い争いをしてして、その後冷戦状態・・・仲直りしたい。
変わりたい!そう真剣に思うのなら、勇気を出して何かアクションをしてみましょう。
勇気が出ないなら、無理やり絞り出しましょう。
勇気は誰かがくれることもあります。自分で絞り出さないといけないこともあります。
あなたが戦う最大の武器、それはあなたの中に眠っている「勇気」です。

「部下を成長させたい。でも良かれと思って言った話を理解してくれない・・・」
このような悩みも多いと思います。会社の上司、先輩、同僚等々。
「人を変える」ことは自分以上にすごく大変です。
アドバイスをくれた人が例え親しい人でも、なかなか素直には受け入れることが出来ない
のが事実だと思います。
そもそも変えるなんて、おこがましいとも思います。
それでも指導しなくてはならない場面や、何とか良くなって欲しいという誠実な気持ちがある
のなら、勇気を出して話し合うことも必要ではないでしょうか?
私も過去多くの方と仕事をさせて頂き、必要な時は助言をしてきました。
助言と言えば格好は良いですが、時にはお仕着せであったり、自分のエゴであったり、
怒りの感情からであったり、体裁をつける為であったこともあります。
私の体験談をひとつお話します。
ある若い営業マンの指導をする立場になった時です。「何とか彼を、一人前にするぞ!」、 そう意気込んで、熱く厳しく指導をしてきました。
結果は大成功でした、上手くいきました!と書きたいところですが、現実はそんな簡単では
なく、周りから「やり過ぎじゃない?パワハラになるとマズいよ」と言われ、彼は結果的に
退職してしまいました。
私は自分達が何故仕事をするのか、お客さんに喜んでもらう為に何をすべきか、をくどい
くらい若い彼に教えてきましたが、なかなか理解してもらうことが出来ず、よく怒っていましたね。
仕事の正しいやり方を学んでほしかったんですが、押し付けになっていたのかも知れません。
自分のしたことを責めていた頃、自宅に1通の手紙が届きました。
「ケンシロウさん、その節は大変お世話になりました。新しい仕事が決まりましたので
報告します。あの時言ってもらったことが、今になってわかってきました。
家族も増えるので(子供が生まれました)、仕事頑張ってお客さんや関係者に喜んで
もらえる営業マンになります!」
この手紙は私の数少ない宝物のひとつですが、さすがにこの時は、鬼の目に・・・でした。
自分のしたことが正しかったかどうかは、よくわかりません。 単なる自分の価値観の押し付けだったのかも知れません。
ただひとつ思うことは、誠実な信念があるのなら、仲たがいする危険性があっても真剣に
ぶつかってみるべきだということです。
方法、スキルも大事ですが、そんなものよりそれが一番大事!
今も悩んでいる方々、応援していますよ!


足立耳鼻咽喉科伏見クリニックは、今年9月に伏見地区に開院させて頂きました。 開院してあっという間の4か月でした。多くの患者さんに来院頂き、感謝申し上げます。 至らぬ点が多かったと反省しております。来年はもっと良いクリニックに成長出来るよう精進致します。 宜しくお願い申し上げます 良い新年をお迎えください。