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『 ウェアラブルデジタル機器は、健康を約束してくれる!?』

[2021.02.09]

足立耳鼻咽喉科が発行する健康ブログです。
地域の皆様の健康の一助になるよう、情報発信しています。


こんにちは、健康ブログ編集長です。
聞きたくないかも知れませんが・・・スギ花粉の飛散間近です!今出来ることは、早めに薬を開始する初期療法。ちょっと遅いかなとは思いますが、やらないより絶対に良いです。迷わずに始めましょうね。

話は変わりますが、デジタル機器は益々発展して今後は身に着けるタイプが増えてきそうですね~。そう、ウェアラブルです!

本日のテーマは、


「 ウェアラブル健康管理機器は、ヒトを健康にしてくれるのでしょうか? 」

 


スマホ、車の自動運転、ロボット、AIなど、昔は映画やSFの世界の話だったのに今は現実化しています。本当に科学の進歩はスゴいもんです。

アイウォッチのように、時計で会話が出来るなんて信じられません。まさに私が子どもの頃の憧れであった、”ウルトラ警備隊”になった気分で~す。シュワッチ!
若い人には何のこと?って感じでしょうが、人が考えたことは必ず実現するのですね。

そして先日アップルが、アイウォッチに心電図機能を装備したと発表しました。ウェアラブル(身につける)デジタルデバイスは、いよいよ健康の分野まで乗り出してきました。

ウェアラブル機器の今後の進歩

実は医療分野はビジネスにおいても、大きな市場と言われています。絶対になくならない、根源的な欲望。
医薬品の発展も著しく、がんを克服出来る日もそう遠くないとも言われています。

生命の究極の目的は死なないこと、生き続けることです。しかもお金では買えないものの一つでもあります。(買えるものもありますが)

ですから生きることに対する欲望は、決してなくなりません。そして長く生きることが可能になってきた現代社会では、その生き方も問題になっています。
病気がちであったり、身体のどこかしこに問題があって生きるのではなく、健康に快適に、そして美しく長く生きたい!
こういう欲望に変わりつつありますね。

日本は国民皆保険という素晴らしい仕組みのおかげで、誰もが病気になれば医療機関にかかることが出来ます。世界ではお金がなくて医療機関なんて絶対に無理という国がたくさんありますので、本当に幸せだと思います。

また美容関係のニーズも急速に高まり、すそ野が広がっています。これは先程の長く健康で美しく生きるというニーズを反映していますね。
整形も市民権を得てきましたし、しわ取り、シミ取り、美顔等々、美容施設も充実し化粧品やグッズもたくさん市販されてきました。


話をウェアラブルIT機器に戻しますが、今後はアイウォッチのように普段身につけているIT機器を利用する傾向が強くなるでしょう。

スマートウォッチで心機能を計測することは常識化するかも知れません。また体温測定、血圧管理も簡単そうですし、パルスオキシメーターのような血中酸素量を測定する機能も今の時期はウケそうですね。

新しいニュースとして、沢井製薬がイスラエルの企業開発の「片頭痛・うつ病向けのデジタル医療機器」の契約を締結したという話もあります。製薬企業も薬だけでは生き残ることがむつかしくなってきましたので、新分野の模索に必死です。
この医療機器は「ニューロモデレーション機器」と言い、頭部に装着し三叉神経と後頭神経に刺激を与え、神経伝達物質の放出を促進し効果を得る仕組みです。アプリを用いて医師と治療データを共有出来るので、在宅での使用も可能のようです。
日本では片頭痛の適応が22年、うつ病は23年に申請予定とのこと。ヨーロッパでは適応も取得し発売準備中、アメリカでも申請済みのようです。


またゲームの要素を行動療法に取り入れる「ゲーミフィケーション」が注目されており、ポケモンやマリオなどの人気キャラを活用して医療に活かす動きが本格化しているそうです。
こういう動きは日本はこれからですが、アステラス製薬が2年くらい前から新しい医療機器開発に取り組んでいますね。

ウルトラ警備隊どころではなく、通信、音楽、映像などから医療にまでウェアラブル機器は必須のアイテムになりそう。再び、シュワッチ!

ヒトの健康への貢献

いつも持って歩くウェアラブル機器、ゲーム要素を取り入れたゲーミフィケーションなどいかに簡単に楽しく健康管理が出来るかがポイント。
たしかに自分できっちり健康管理が出来る人って、なかなかいないと思います。
太るから駄目だってわかってても甘いお菓子やドリンクは我慢出来ないし、お酒やタバコも同様ですね。欲望に勝つことは本当に難しいものです。

そういう意味ではウェアラブル機器を活用することはいいと思いますし、それで食生活や血圧や心機能、体重や摂取カロリーなどが適正になるなら、難しい健康管理に大いに貢献します。

でも私は少し心配です。何から何までデジタル機器に管理され、データも搾取されて奴隷のような状態になることを。(心配し過ぎでしょうか?)

そもそもデジタル機器の電磁波問題も解決されていませんし、上手く活用するにはいいけど、奴隷にならずに自分の意思で健康を目指してほしいとも思います。

健康は1日にしてならず、1日1日の体を労わる心と、行動の集大成です。

デジタルもいいけど、ナチュラルが一番いいですよ。健康な人生を手にいれてほしいと思います。


それでは、また来週!

 

 

 

 

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◇ 編集後記


簡単に健康を維持できるなら、世の中にこんなに健康に関する情報はいりませんね。
膨大な健康に良い話を全部聞いていたら、頭がパンクしそう。

知識は大事ですが、面白おかしく楽しく生きることが本質でもあります。
あまり心配し過ぎずに、適切に機器も使って明るく楽しく生きましょうね。

まずは定期的な運動などいかがでしょうか? 来るべき春に向けて、あんな事、こんな事がしたいなあ~と考えるだけで楽しくなりません?

あ、もちろん頭の中だけでなく実行が大切ですよ!

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