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『健康ブログ~冬の乾燥肌対策 』

[2019.12.03]

こんにちは、足立耳鼻咽喉科伏見クリニック 健康ブロガーの嵐です。

いよいよ12月、師走です!

 

私、こう見えて趣味でロードバイクに乗っていますが、寒さに弱く真冬は断念してしまいます。
先週末はまだ暖かく何とか走れましたが、もうすぐオフシーズンになりますね。

久しぶりにランニングを再開しようと、”Amazonワードローブ”でシューズを取り寄せました。
6アイテムまでお取り寄せが出来て、気に入らなければ返品OKというサービス。

お店だとじっくり悩めませんが、自宅では七転八倒しながら?じっくり選べますので嬉しいサービスです。

 

当ブログでも定期的に楽しめる運動をお勧めしていますが、何か始められましたか?
寒くなってきますが、ここの頑張りが数年後、20年後に必ず成果として現れます。

 

 

さて、本日のテーマは、

 

 

『 冬の乾燥肌対策 』です。

保湿する女性

私もここ数年冬場の肌の痒みに困っています。手足もそうなんですが、特に背中!
これが困るんですよね。結構痒いんですが、関節が固くなったせいか手が届かず、
猫みたいに壁や柱にこすりつけて痒さをしのぎます・・・

でもそれでは痒みも収まらず、ついに100均で”孫の手”買いました。

 

 

昔は木製で、先端が手を小さくしたみたいな形でしたが、最近は伸びるタイプに!
これならどこでも掻けます。デスクにも常備してあります・・・フッフッフ。

 

 

「え、あんたもなん?ウチも背中一帯(一面だろ!)乾燥して痒いのなんの。何で?」

 

また来たの?従妹のオバちゃん・・・。今日もたくさんもらったんでお裾分けねって、
新巻鮭を持ってきてくれましたが・・・デカい、冷蔵庫入らんし。ありがたいような、迷惑なような。
なぜ、新巻鮭??

「今も痒いんやわー。どうしたらええ?」

新巻鮭でも巻いといたらとも言えず、知っている範囲でお答え致し、お引き取り頂きました・・・

 

 

このように「肌の乾燥」でお悩みの方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?

なぜ冬に限って起こるのか、ちょと調べてみましょう。

 

 

まずは、なぜ冬場なのか?

 

元々肌の表面は「天然のバリア」とも言われているように、皮脂と水分で覆われ守られています。

しかし冬場の気温低下、大気の乾燥などで水分は失われます。また室内の暖房(特にエアコン)の影響で
さらに乾燥してしまいます。気温低下による皮膚表面の血管の収縮も影響します。

若いうちはまだしも、30歳代以降、加齢と共に機能はさらに低下してきます。そうなると
上記のようなことがさらに悪化し、痒みが出やすくなるのです。

それではどうすれば防止、または改善できるのでしょうか?

 

皆さんご存知のように、大原則は「保湿すること」です。

外から油分・水分を補ってバリア機能を強化することが、まずは大事ですね。

今はいろいろなスキンケア商品が出ていますのでご自身に合うものをいろいろ試してみえると
思いますが、意外とクレンジングや洗顔料が原因になっているケースもあるようですよ。

成分や洗顔力など、必要に応じてより低刺激の商品に見直すことも大事かもしれません。

スキンケアする女性

 

また洗顔など毎日行うことのやり方が正しいのか、よく研究してより良い方法に変えていきましょう。

洗顔もなかなか奥は深いんですね。寒いので、つい熱めのお湯で洗ってしまいがちですが、
熱いお湯は必要以上の皮脂を奪います。

私の人生ような「ぬるま湯」で?、ゴシゴシこすらず(男性陣に多い)、洗顔ネットなどを用いて
やさしく泡で洗う感じで優しく洗いましょう。

 

そしてすぐに乾燥しますのでそのまま放置せず、

保湿成分配合(ヒアルロン酸、ヘパリン類似物質など)の基礎化粧品で潤いを

補填してあげて下さい。

 

特に「セラミド」はおススメだそうです。私は不勉強であまり詳しくないのですが、セラミドもたくさん
種類があるようです。ヒト型セラミド、天然セラミド、植物性セラミド、疑似セラミドなどがあり、
最も肌馴染みの良いのは、ヒト型だそうです。

基礎化粧品を使用中に肌に赤みが出たりかゆみが治まらない場合は、すぐに使用をやめ、皮膚科を
受診するようにしましょう。

またしっかり保湿していても乾燥肌が良くならなかったり、湿疹・かゆみがある場合も同様に皮膚科を
受診することをお勧めします。

 

 

そして意外と気が付かないこと、それは「入浴」です。

冬場は冷えた体を温めるために熱いお湯に入る方も多いと思いますが(私です)、皮脂にとってはこれがダメ!
熱すぎるお湯での入浴は、さらなる乾燥を呼びます。

でも、お湯に入るから水分を吸収して、肌にはいいんじゃない?こう思われがちですが(思ってました・・・)
実はそうじゃないそうです。

 

皮脂は約30℃の温度で溶ける性質があるので、熱すぎるお湯の入浴は肌の保湿成分を奪ってしまいます。

 

さらに、熱いお湯での湯上りは肌の水分が蒸発しやすいので、肌が乾燥しやすくなってしまうんですね。
38℃~40℃くらいが良いと言われています。熱い温度が好みの方にはぬるいですが、この温度で
ゆっくりつかるとポカポカ温まるそうです。

かと言って、シャワーだけで済ませてしまうのも、体が冷えて血行不良になってしまい乾燥肌の原因と
なってしまいます。

 

 

何とか適温で乾燥は防いだかなと思っても、まだ油断できません。

湯上りで身体を拭くタオルやバスタオルにも注意が必要です。
ナイロン製のタオルでゴシゴシするのは禁物。綿やシルクなど天然の柔らかな素材のものにしましょう。

 

やっと体も吹き終わってこれで良し!と思うのは、まだ早い。そのままにしておくと、お肌は乾燥したままです。
保湿剤を体にぬらないと。化粧水で水分補給をしてからボディクリームなどを塗ると、

補った水分を保持してくれます。

こういう情報は女性の方が充分ご存知かと思います。

 

また冬場は夏場に比べて、ついつい水分補給も怠ってしまいます。
喉が渇いたと感じる前に、定期的に補給が必要です

 

 

いや~乾燥肌対策も大変ですね。気をつけることが多い。

でもここまで読んだし、もう乾燥肌対策もバッチリだ!と思っている貴方、実はまだ続きが・・・

最後に「過乾燥という言葉も簡単に説明しておきましょう。

過乾燥とは、例えれば濡らした新聞紙が乾くとバリバリの状態になってしまいますね。
あの現象がお肌で起こっていると想像して下さい。

せっかく水分を補給しても水分は体温で常に蒸発していき、その過程で本来存在していた水分まで一緒に気化して、
かえって水分を失います。

ミストタイプのスプレー化粧水で保湿能力の低いものは要注意だそうです。

 

化粧水などで水分補給したら、乳液などでしっかり肌をガードしておくことが大切です。

これでようやくホッと出来ます。

今までいろいろお話しましたが、心配な方は皮膚科医に相談してみると良いでしょう。

 

 

 

乾燥肌ケアって本当に大変なんですね。持って生まれたお肌の状態もあるでしょうし、例えば常に外気に触れる仕事に
ついておられるとか、悪環境で過ごさざる得ない方も見えるでしょう。

でもいろいろ勉強して、少しでも美肌を維持できるよう頑張りましょう。

私も今日から早速実践します。ツルツル、もちもちの美肌を目指して。脱、孫の手!?

それでは、また来週!

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・当院の健康記事の詳細は、専門の医療機関にてお尋ね下さい。


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1.足立耳鼻咽喉科 四日市本院:三重県四日市市羽津山7-8

2.足立耳鼻咽喉科 伏見クリニック:愛知県名古屋市中区栄1丁目2-3 プラウドタワー名古屋栄2F

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