メニュー

『健康ブログ~健康の基本3本柱を打ち立てよう!』

[2021.03.15]

足立耳鼻咽喉科が発行する健康ブログです。
地域の皆様の健康の一助になるよう、情報発信しています。


こんにちは、健康ブログ編集長です。当ブログでは健康に関する情報をお伝えしていますが、お手軽な流行の話題はあまりなく、基本に忠実で普遍的な健康法をご紹介しているつもりです。
健康の基本をしっかり行うのが、結局は健康への近道になっていると信じています。さあ、今日も基本に忠実に始めましょう。

本日のテーマは、

「フレイル対策!健康の3本の柱とは!? 」

 

各国でコロナワクチン接種が始まり、日本でも接種がスタートしました。変異主も含めてコロナ感染も新たなステージに移ろうとしています。しかし状況がどう変わろうが、健康への道のりは着実に歩んで基礎体力を高めておかなくてはなりません。

話は変わりますが、以前当ブログでもお話したことがある「フレイル」っていう言葉を覚えていますか?
本日はフレイル対策を考えながら、健康的な生活を実現する方法です。

 

フレイルとは?

フレイルとは加齢に伴う身体機能の衰えに加え、食事からの栄養が不足したり、運動量が減ったりして起こる心身の衰えのことです。
フレイルは虚弱を意味するフレイルティが語源で、今すぐ介護が必要な段階ではありませんが健常者よりは衰えている段階。進んでいくと介護が必要な状態になってしまいます。現在65歳以上の約10%が該当し、75歳以上になると大きく増えると言われています。

運動や栄養が足りないと筋力が低下し、転倒しやすくなります。転倒して大腿骨骨折→寝たきりというパターンに陥ってしまいます。また個人差はあるものの、徐々に人との接触を面倒に感じるようになり、うつ症状になって認知症が加速したり、閉じこもるようになってしまいます。

どのコースをたどっても悪い結末につながっていく可能性大です。
若い方にとっては縁遠い話題かも知れませんが、ご家族の中にいらしゃるかも知れません。また最近は10代で親を介護している子どもたち(ヤングケアラーと呼ばれています)の将来への影響が問題になっています。

介護の経験がない方も多いと思いますが、本当に大変で学業や仕事に大きく影響を及ぼすのです。ただ早めに兆候を発見して対策を打てば、健康でいられる期間を延ばすことが出来ます。
ですから若い世代にとっては他人事ではなく、自身の未来も含めて早めに対応していくことが大切になってきます。

 

フレイル防止の3本柱

まずはご自身、ご家族の現状を把握することが大切です。東京大学高齢社会総合研究機構が開発した「フレイルチェックシート」を参考に、読売新聞がまとめた11のチェック項目を参考にさせて頂きます。質問に5つ以上合致、または到達していないとフレイルの可能性大・・・

  1. ほぼ同じ年齢の同性と比較して、健康に気をつけた食事を心がけているか? 
  2. 野菜料理と主菜(肉または魚)を両方とも毎日2回以上は食べているか?
  3. 「さきいか」「たくあん」くらいの硬さの食品を、普通に噛みきれるか?
  4. お茶や汁物でむせることはあるか?
  5. 1日30分以上の汗をかく運動を週2回以上実施し、1年以上続けているか?
  6. 日常生活で歩行または同等の身体活動を1日1時間以上実施しているか?
  7. ほぼ同じ年齢の同性と比較して、歩くのが速いと思うか?
  8. 昨年と比べて外出の回数が減っているか?
  9. 1日1回以上は誰かと一緒に食事をするか?
  10. 自分が活気に溢れていると思うか?
  11. 何よりもまず、もの忘れが気になるか?


いかがでしょうか?え、私もフレイルという結果が・・・・ヤバい、汗かかないと・・・。こう思った方、意外と多いような気がします。
あくまで目安にして頂きたいのですが、食事や運動、そして社会性がキーワードになっています。

食事や運動に関しては、当ブログでも何度も申し上げておりますので今回は「社会性」に注目しましょう。

 

人と会って、おおいに話をしよう!

社会性というと何か堅くなりますが、簡単に言えばタイトルにあるように「人と会って、楽しくおしゃべりしよう!」という事です。
良くも悪くも、人は一人では生きられません。趣味のサークルもよし、ご近所さんもよしです。気の合う人が見つかれば尚良しですね。もしかしたら恋愛も・・・ドス!(蹴られた擬音です・・・モテる男はツラいなあ・・・)。恋愛はちょっと横においておきますが、1人もいいけど、大勢も良しですね。

そして人は誰かの役に立っているという実感が必要です。子どもの通学見守りや町内の清掃や、その他ボランティア活動に参加しては如何でしょう?
かく言う私も昨年は「少しでしたが、今年から正式に居住区の個人ボランティアに登録しました。

主に子どもたちの成長を助けるボラですが、何の資格も経験もありませんがやってみようと思っています。
どうしても決まったコミュニティの中での生活が多くなりがち。新しい世界に入っていくのは不安もありますが、期待もあります。

美味しくて体に良い食事をいただき、好きな運動で汗をかいて、気の合う友人たちと大いに話し合いましょう。ここまでやったらフレイルなんて怖くない。ぼちぼち頑張りましょうね。

若者も油断するなよ!

それでは、また来週!

 


--------------------------------------

◇ 編集後記


失って初めてわかることが人生にはいくつかありますが、健康は最たるものでしょう。

まだ若いからと油断していると、年を重ねた時に後悔するかも知れません。若い時からの生活習慣が中年以降に現われてきます。
目先の情報に惑わされずに、大切な健康を守っていきましょうね。

私の趣味のひとつ「武道」。最近Youtubeで武道系が多く、結構楽しく見させてもらっています。
武道や格闘技の身体の使い方は、理にかなっており普段の生活にも活かせるんですね。

足立理事長が医療Youtubeを始められましたが、負けずに医療&武道系Youtuberとして始めようかな・・・。

 

---------------------------------------

☆ 足立耳鼻咽喉科は「アレルギー性鼻炎」のトータルケアクリニックを目指しています。

花粉症の方、必見!つらいアレルギー性鼻炎の対策をご存知ですか?


(1)【重症の方へ!】花粉症重症の方に大朗報!速効性と効果を兼ね備えた「ゾレア注」をご存知ですか? 

(2)【花粉症が治る!?】成功者続出の「舌下免疫療法」! 

☆ ”いびき”が気になる方、ご家族に指摘された方は一度検査した方がいらっしゃいませんか?

【 CPAP(シーパップ)治療 】なら”いびき”に隠れた病気=「睡眠時無呼吸症群」を改善できます!


--------------------------------------

公式YouTube、始めました!

「耳鼻科医足立の健康第一!」


---------------------------------------

<当ブログ記事に関しての注意>

・当院の健康記事の詳細は、専門の医療機関にてお尋ね下さい。


---------------------------------------------

「 安心・安全で人に優しいクリニックをつくり、地域社会に幸せの循環を創る 」


1.足立耳鼻咽喉科 四日市本院:三重県四日市市羽津山7-8

2.足立耳鼻咽喉科 伏見クリニック:愛知県名古屋市中区栄1丁目2-3 プラウドタワー名古屋栄2F

----------------------------------------------

 

 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME