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『後編 認知症を先延ばしにする、9つのアクションとは!?』

[2019.10.21]
こんにちは、足立耳鼻咽喉科伏見クリニック専属 健康ブロガー嵐です! めっきり寒くなってきました、というにはちょっと早いですが、あの猛暑は どこへいったの?と思えるほど、気温が下がってきましたね。 体調を崩したり、風邪をひかれるかたも増えてきています。昼も夜も体温調節が むつかしいですが、衣服や寝具を工夫して対応して頂きたいです。     さて本日のテーマは、

『 認知症 後編! 認知症を先延ばしにする9つのアクション!』です。

  先週号では「認知症の現実」「認知症との付き合い方」などを、群馬大名誉教授の山口先生の記事の 力をお借りしながら進めてまいりました。 実際、ご自身やご家族などに当てはめて考えられた方もみえるかも知れません。 私の母もかなりヤバいと思いますが、この記事のお陰で物の見方が少し変わった気がします。 今回は「アクションプラン」をご紹介したいと思います。 認知症と上手く付き合い、少しでも発症を、進行を先延ばしにある方法を山口先生の記事を参考に 探していきたいと思います。 鍵になるポイントは「考え方、生活習慣を変えて脳のダメージを防ぐ」です。 それでは、一緒に考えていきましょう!  

1.病気を思い煩わないこと!

ネガティブな性格は反対のポジティブ性格の人と比べて、認知症のリスクが3倍に上がるそうです。 心配・不安によるストレスで、副腎皮質ホルモンが多く分泌され脳神経細胞を傷つけます。 特に海馬細胞(主に記憶を司る)が減少します。 私は認知症になるくらい長生きしたんだ、やるなあ、私!という感じで明るくいきましょう。 楽しく語らう老人    

2.人との触れ合いを大切に!

人と触れ合うことで愛情ホルモン”オキシトシン”なる物質が分泌され、脳のダメージを防いで くれるそうです。スゴいですね。同時に幸福感や安心感をもたらしてくれます。わかる! また人に親切にする、おしゃべりする等の非接触行動でもオキシトシンは増加するようです。 私は触るほうが・・・ボカ!(恒例の仕置きゲンコツです・・・)    

3.有酸素運動が効果的!

エアロビクスなどのリズミカルな有酸素運動が効果的。委縮していく海馬細胞の体積が増加する そうです。週に2回、20~30分、やや息が切れる程度、じんわり汗をかく程度の運動が良いよう です。やります、やります!? ジョギングする高齢者    

4.その場ジョギング!?

昔運動テストで行った踏み台昇降運動(階段を使うといいですね)や、その場ジョギングも有効。 意外と運動強度は外で行った場合と変わらないそうです。 テレビを見ながらでも出来ますね。    

5.50代は肥満に注意!65歳以上は痩せ注意!

高血圧などの生活習慣病は認知リスクが約6倍アップ!?ヤバい・・・ また50代は肥満がリスク、65歳以上は逆に痩せてるとリスクアップするそうです。 嵐、自称細マッチョなので太らないと・・・    

6.やはり緑茶は効果あり!

緑茶を飲む習慣のある方は認知症のリスクが3分の1に下がる!という調査結果も。 そしてお湯で入れるより、水出しのほうが”エピガロカテキン”(カテキンの中でも抗酸化作用が 強い成分)が増えるのです。    

7.アルコールは控えめに!

缶ビール1日1本くらいまでが良いようです。う~ん、お父様方、どうします? ワインを飲む夫婦  

8.赤ワインは良い!

ポリフェノールには脳の老人斑(β蛋白異常蓄積)の量を大幅に抑え認知症リスクを抑えるという 研究結果が出ているそうです。赤ワイン、すごいぜ! 但しほどほどに。    

9.5~8時間の快眠で認知症のリスク減少!

10年にも及ぶ調査によると、睡眠時間5時間未満または10時間以上の人はリスクが倍増。 睡眠は個人差もありますが、多くても少なすぎてもダメで、5~8時間くらいが適切のようです。     以上、9つのアクションプランをご紹介しました。いかがでしょうか? 異論のある方、すぐに実践してみようと思われた方などいろいろな考えがあると思います。 山口先生の自論を私も興味を持ったのでご紹介しましたが、あくまで判断はご自身。 良いと思ったこと、やってみて良かったと思ったことなどを継続してていかれると良いと 思います。 人生100年時代、健康で楽しい人生であることをお祈り申し上げます。 それでは、また来週!  
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