『 健康ブログ~姿勢が悪いと自覚のある方、必見!正しい姿勢の創り方 』
名古屋市中区栄の足立耳鼻咽喉科がお届けする健康ブログです。当ブログでは耳鼻咽喉科領域に限らず、もう少し広い視野でより快適に生活できる情報を発信します。また流行りの健康情報ではなく、基本に忠実な情報を書きたいと思っています。末永く宜しくお願い致します。
(専門外の病気についての詳細は、各専門科でお尋ねください)
こんにちは、健康ブログ編集長です。寒くなってきて、そろそろ暖房器具のお世話になっているご家庭も多いのではないでしょうか? 庶民には厳しい大幅値上がりの秋ですので、暖房費も気になりますね。この時期にもう一つ気になるのが「姿勢」。寒くなるとどうしても猫背になりがちですからね。
本日は、姿勢の良し悪しが健康を左右するというお話をしたいと思います。最後までお付き合い下さい。
本日のテーマは、
「 姿勢は健康への第一歩!」
生活環境の変化
小学生の頃、親や祖父母に姿勢の事をよく注意されたことを記憶しています。自分では気づきませんでしたが、猫背だったからでしょう。姿勢矯正と字を上手く書けるようにと書道を習いましたが、あまり効果がなかったようです。
そして現代において、昔に比べて生活様式も大幅に変わりました。仕事はパソコン無しでは成立せず、日常生活もスマホの普及、YouTubeの隆盛などネットなしの生活はもはや考えられません。
以前当ブログでも”スマホネック”という記事をご紹介しましたが、毎日スマホを長時間見ることでかなり姿勢を悪くしており、それによる肩こりや頭痛、目の疲れや腰痛などの健康障害も出てきています。一つ一つは大きなものではないかも知れませんが、ジワジワと体を蝕んでいるのです。
なぜパソコンやスマホ操作が悪影響なのか?
パソコン作業、スマホの操作をしている時、姿勢は首を前に突き出した前傾姿勢になります。この負荷は腰にも影響し、その負担を少しでも和らげようと椅子に腰かけている時に無意識に反り腰になることが多いそうです。反り腰になると骨盤が前に傾き、背骨が腰のあたりから反り返り、背骨本来のS字カーブが崩れ姿勢を悪くします。
テクノロジーの発展は生活が便利になるので有難いのですが、反面健康には良くない場合もあり姿勢に関してはデメリットの方が多いようですね。
では最初に、良い姿勢とはどういうものか見てみましょう。
下の図はバレエダンサーの立ち姿で、姿勢の良い人の典型みたいな感じですね。頭頂部から耳、肩を通り、太ももの付け根の外側、膝のお皿の内側、内くるぶしの前側までが
一直線になるような立ち方をします。
すごいですね、美しささえ感じますね。しかし、これを私にやれと言われても無理(笑)!普通の人にも出来る良い姿勢を調べてみましょう。人間の背骨は本来、ゆるやかなS字カーズを描いています。正しい姿勢とは、このS字カーブを崩さないことともいえますね。これならできそうです。
正しい姿勢の創り方、保ち方
正しい姿勢を作り上げ、キープする方法をご紹介しましょう。(沢井製薬様の「サワイ健康推進課」より抜粋)
1.まず現状を意識すること
良い姿勢とはどういうものか、自分が今どういう姿勢なのかを、まずは意識すること。なるほどビジネスの問題解決の手法と同じで、現状をありのままに把握して、目標を定めることなんですね。
とはいえ鏡でもないと、なかなか自分の姿勢って見ることが出来ませんので、仕事場の周りの方などにチェックしてもらうと良いと思います。ここでの気づきにより姿勢を正すことだけでも、大きな一歩ですが、毎日続ける事が大切です。
2.姿勢矯正のモチベーションアップには?
「健康は1日にしてならず」ですが、長い間に身についた悪い姿勢を正すのはそう簡単ではないですね。いかにモチベーションを維持するかがポイントかも知れません。
あなたは姿勢の良い人を見てどう感じますか?
「実年齢より若く見える」
「姿勢がいいと、仕事も出来るように感じる」
「ファッションも映えるので、綺麗に見えるよね~」
等など、姿勢は外見を良く見せる効果があります。ですので人の視線を気にしたり、綺麗になりたい!という気持ちをモチベーションに頑張って頂きたいですね。
3.効果的なストレッチ
デスクワーク中の姿勢を良くする方法ですが、腰と背もたれの間にゴムボールを挟んで座るという方法を試してみて下さい。挟んだボールを落とさないように体を起こすことで、前かがみになるのを防げます。
実際やってみましたが、確かに効果がありますね!慣れてきたらゴムボールなしにして、習慣づけていきましょう。
次は「胸まわりの筋肉を伸ばすストレッチ」をご紹介しましょう。胸まわりの筋肉を伸ばすことで肩まわりのコリもほぐれ、本来の位置に戻りやすくなります。
① 壁の前に横向きに立ち、肘を肩の高さに上げて肘から手のひらまで壁につける。
② 胸の筋肉は広範囲についているので、壁につけた手のひらの高さを変えることで万遍なく伸びやすくなります。一番伸びると感じるところを探してみましょう。
最後は反り腰を予防・改善するストレッチ。
① ベッドの端に浅く腰かけ、そのまま上半身をあおむけに寝かせる。足は床につけましょう。
② 片方の膝を両手で抱えて胸の方に引き寄せる。もう一方の足は床から上げる。この姿勢を1分間キープし、足を交代します。同時に腹筋を鍛える呼吸法(息を吸ったら風船をふくらませるようなイメージで思い切り吐き切る)を5~10セット行うと、より効果的です。
まとめ
本日は「正しい姿勢が健康につながる」というお話をしてまいりました。
前項でも書かせて頂きましたが、姿勢は健康につながると共に見た目にも大きく影響します。より若く、より美しく見えるのなら頑張れるのではないでしょうか?慢性的な肩こり、頭痛に悩む方もたくさん見えますので、他の要因がないのなら是非お試し頂けると幸いです。
それでは、また来週!
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◇ 編集後記
秋が短くなったとよく言われます。たしかにそう思う時もありますが、ブログを書いている今現在は滅茶苦茶良い天気ですい、暖かいですね。
何の意識もなく自然の恵みを受けていますが、これってすごい事なんですよ。戦争もなく、極寒の地でもなく、穏やかな暮らしが出来ることを改め感謝します。こんな日がいつまでも続くといいですね。
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<当ブログ記事に関しての注意>
・当院の健康記事の詳細は、専門の医療機関にてお尋ね下さい。
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