『 子どもの寝相はなぜ悪い?』
足立耳鼻咽喉科が発行する健康ブログです。
地域の皆様の健康の一助になるよう、情報発信しています。
こんにちは、健康ブログ編集長の嵐です。
コロナ感染も少しずつ落ち着いてきていますね。
油断せず、飲食店にもあまり長居せずに暮らしを楽しみましょう。
本日のテーマは、
『子供の寝相の悪さについて 』です。
6月6日の朝日新聞に、こんな記事が載っていました。
「子どもはなぜ寝相が悪いの?」
小学校5年生からの質問投稿です。本誌がこれに答えているわけですが、面白い
質問ですね。たしかに明確に答えられるお父さん、お母さんは少ないでしょうね。
ということで、全国のご父兄の為に?朝日新聞の記事の要点をお伝えしたいと
思います。
「子供の寝相が悪いのは、何か問題あるのかな・・・」
結論を申しますと、問題はないと思います。体の機能の問題、寝る環境などに左右され
ますが、心配する必要はないですね。
「寝相が悪い理由は何?」
そもそも寝相が悪いのは、就寝中に寝返りをよくうつから。
寝返りは睡眠の種類のひとつで深い眠りである「ノンレム睡眠」の時や、体は眠っているけど
脳は覚醒している「レム睡眠」が終わる時などに多いと考えられています。
この2つの睡眠パターンは交互に繰り返しながら現われますが、レムとノンレム睡眠を
1セットとすると大人は1セットが90~120分ほど。
睡眠時間を6~8時間とすれな、大体3~5セットになる。
幼児は1セットが40~60分と短く、睡眠時間も長いので10~15セットくらいに
なるそうです。
そして幼児の方がノンレム睡眠時間が長く、レムからノンレムに切り替わる回数も
多いので、比例して寝返りも多くなるという理屈です。
また体の姿勢をコントロールする「運動野(うんどうや)」の発達が未熟なので、
姿勢が大きく変わるそうです。
たしかに、反対向いているケーズも多いですよね。
「理由はわかったけど、寝返りって必要かな?」
これは大人も同様ですがずっと同じ体勢で寝ていると、起きた時、体が痛くなっている時って
ありますね。
同じ姿勢で寝ていると、血行が悪くなったりして痛みやしびれが出ます。
それを防ぐ目的であると言われています。
また寝返りをうつことで、体温や湿度を調整して快適に眠れるようにしています。
ちゃんと意味があるのですね。
「注意して欲しいこと」
問題のない寝返りですが、まれなケースながら一点だけご注意を。
「睡眠時無呼吸症候群}という言葉を聞いたことがあると思いますが、睡眠中に何らかの原因で
呼吸が止まった状態が続く病気です。
息が苦しくなって寝相が悪いというケースもあるそうです。いびきの多い子は、注意して下さい。
パジャマや寝具の形状や材質にも充分配慮してあげて下さいね。これから蒸し暑い季節を迎えます。
部屋の温度、湿度などに配慮し、適度にエアコンを使って調節しましょう。
質も良い充分な睡眠は、子供たちにはとても大切です。
良い環境作り、夏を迎える前に準備しておきましょう。
それでは、また来週!
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◇ 編集後記
梅雨入り間近ですね。
大人にとっては嫌な季節ですが、子供は少し違うかも知れません。
お気に入りの傘をさし、長靴を履ける絶好の機会!
子供って、あえて水たまりにつっこんでいきます。
衣服の汚れを心配するより、楽しさ優先。
大事なことかも知れません。
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◇ オンライン診療について
「オンライン診療」について
新型肺炎感染拡大防止策の有力な手段は、出歩かないこと。
体調悪い、薬が欲しい、でも行きたくない!
このジレンマを打破する方法は、これしかありません。
正直少し費用は高くなりますが(アプリ使用料等)、万一を考えれば
決して高くはない投資だと思います。
自分にとって一番大事な”健康”への投資ですから。
お気軽にご相談頂ければ、幸いです。
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◇ 地域社会の健康に貢献できるクリニッックを目指して!
1、足立耳鼻咽喉科 四日市本院:三重県四日市市羽津山7-8
2.足立耳鼻咽喉科 伏見クリニック:
愛知県名古屋市中区栄1丁目2-3 プラウドタワー名古屋栄2F
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