『言葉にする勇気を持とう!』
名古屋市中区栄で開業する「足立耳鼻咽喉科人財開発部 」スタッフがおくる、自己啓発・自己成長支援ブログです。
悩み多い人生を少しでも良く生きる為に、私たちの知見や経験が役に立てば幸いです。
「心とスキルが成長する~グロウアップ講座 第41回」を始めます。
こんにちは、人財開発部のケンシロウです。
そろそろ暖房器具の準備をしないと凌げない気温になってきました。当クリニックも秋花粉、寒暖差アレルギーなどで鼻の不調を訴える方が増えてきました。
ご自愛ください。
さて本日のテーマは、
「言語化する勇気を持つ!」です。
言語化というと難しく聞こえますが、思ったことを言葉にしよう!と言い換えると理解しやすくなるかもしれません。
日本では以心伝心、あうんの呼吸など、言わなくてもわかりますよね?的な考え方が根強くあります。
空気を読めよ!という言葉もよく使いますが、これも同様。
単一民族ならではの発想ですが、多種多様な民族が同居する国ではそうはいかないようです。
海外では子供の頃から、自分の意見をはっきり他人に伝えるスキルを学びます。
学校の授業風景を比較すると、日本では先生の授業をひたすら黙って聞き、あてられたら話すという感じです。
お行儀良く聞いている生徒が望まれています。
しかし海外では、教師もどんどん質問し生徒もどんどん発言します。その途中で生徒同士が議論になるという光景も。
日本なら先生が割って入って(最近の先生は見て見ぬふりという場合も多いそうですが)その場を収めようとしますが、海外は普通のことで、どちらもよくやった的な決着になるようです。
授業中に何も話さない生徒はいないのと同じ、人間は話さないと理解し合えないというのが彼らの流儀ですね。多民族、多言語の世界ならではです。
パリでの思い出
私は海外旅行の経験があまり多くはありませんが、違うなあ~と感じたことのひとつはパリに行った時のことです。
初めての花の都パリ、道がよくわからず、付近を歩いていた外人の男性におそるおそる質問。トムクルーズ似の彼は地図(当時は加味ベースでした)を片手に、道の真ん中に出て(ひかれるよ!)こう言いました。
「オ~イエー。、ゴー・ストレイト、ストレイト!アンダースタンド?アンド、ライト・・・」
彼は英語で身振り手振りを交えて、オーとかイエースとか連発しながら、笑顔で、時に困った顔で説明してくれました。
英語もあまり堪能ではない私ですが、お陰で無事に目的地に着くことができました。
同性ながら、彼のその感情あふれる、楽しい対応に惚れました(笑)。好きですと言いそうになる自分が怖い・・・。たかが道案内ですが、それくらいエモーショナルな対応だったのです。
とにかく表情豊か、口数も多い(英語だったので詳細不明でしたが、何か喋ってた・・・)、ボディランゲージもそれ以上。
後で考えたら、どうも彼も旅行者だったようですが・・・
これが自分なら、きっと能面のような顔で冷静に案内したことでしょう。こういうコミュニケーションの取り方は見習いたい点ですね。
20年以上前の出来事ですが、今でもはっきり覚えています。
イタリア人の愛情表現
多彩な愛情表現と言えば、フランスやイタリア人が有名ですね。彼らは野生の動物のように、好きな異性に対して派手な求愛行動をとります。
私たち日本人はなかなか照れて出来ないようなクサい、いや熱烈な愛の台詞をこれでもかと言葉にするようです。
人前だろうと全く意に介していない。
そして夫婦喧嘩などもすごいようです。日本人ならこじれるのを恐れて押し黙ってしまう内容でも、彼らはこれでもかと罵り合い?ます。
仲のいい時も悪い時も、とにかく喋る(笑)。感情を表現する。
なぜそういう風にするのかをインタビューした記事を見ました。
「何故って、言葉にしないと、想いを伝えないと、相手もわからないだろう?」
まさに言語化ですね。グローバルではこれが現実なのでしょう。
我が家でこんなことをしたら、間違いなく血祭りですが・・・
これからの日本人の課題
空気を読むのも勿論必要な時もありますし、言いたいことをズバズバ言うのが良いとも思いませんが、伝えるべき事はやはりきちんと伝えないとダメだと思います。
特に仕事の場面ではあやふやにしておくと、良くないことが多いのではないでしょうか?
外人のようには無理でも、日本人に合った主張・言語化は考えていかないとこれからはダメかも知れませんね。
言いたいことや言わないといけないことを、しっかり伝えていく。また人間関係においても同様で、嫌われることを恐れてばかりではいけない。
過剰に我慢することでしか続かない関係なら、なくなった方が余程幸せだろ思いますよ。
日本人の繊細な気遣いは残しながら、外国人の良いところも取り入れていって欲しいと思います。
自分の想い、意見を伝えようと決意したなら「あなたはもう成長している!」
それでは、また来週お会いしましょう。
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□ 編集後記
パリの思い出はいろいろありますが、まず女性が綺麗でした~!
私から見ると芸能人レベル、すごいなと感動しました。
普段はあまりファッションにお金はかけずシンプルな装いらしいのですが、でも綺麗!
そしてスタイルが良いわりに、すごい量の食事。ムール貝をよく食べるようですが、バケツみたいな容器1杯のムール貝を完食。
私たちは2人でシェアしても、最後はあんぐりしましたが・・・さすが外人!
アメリカの映画を見ても、アイスクリームのバケツみたいな容器を腕に抱えて食べていますしね。
いろんな意味で、世界は広いです。
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