web問診票について
Web問診票の大きなメリット
従来は来院時に「紙の問診票」にご記入頂いておりました。しかし手狭なクリニックである点や、ご記入頂く時間などがかかる点など、どうしても滞在時間が増えていたのも事実。
スタッフで協議した結果、感染症防止に努める現状にそぐわないと判断し、Webでの問診システムを導入をすることに致しました。
クリニックとしては消毒や換気、最新式の空気清浄機などにより感染防止対策を講じておりますが、100%完全という訳にはいきません。なるべく滞在時間を少なくすること、紙などによる接触回数を減らすことなどがよりベターであると考えます。その結果として、私達の目指す「患者様の大切な時間を大事にする」ことにも繋がります。
ご来院頂く患者様におかれましては、なるべくWeb問診をご利用頂きます様お願い申し上げます。
(もちろん、従来の紙の問診票も用意しております)
Web問診票の説明
問診票は患者さんの症状を医師に伝える、大変重要な情報ツールです。診察室ですべて伝えることはなかなか難しく、後で「あ、しまった。伝え忘れた・・・」という場合もあるのではないでしょうか。
紙の問診票は来院後に記入する場合が大半です。重要なツールであるのに、急いでいたり、周りが気になったりして十分に記入することが出来ないことも危惧されます。また患者さんによって症状が違うのに、問診票はほぼ同じものを使います(当クリニックは”めまい”の方は別の問診票になっています)。症状に応じて問診票が違っても良いはずです。
新しい事をするのは苦手という方もいらっしゃるかと思います。確かに慣れていることの方が楽ですが、Web問診票には今までなかったメリットがございますので是非活用して頂きたいと思います。
クリニックのホームページとWeb仮受付画面から、「問診票入力画面」にジャンプして頂き、設問に従ってお答え頂きます。慣れて頂ければ紙に記入するより楽ですし、紙よりも細かい情報を伝えることも可能です。
Web問診票のメリット
- Web問診票は非常に簡単で、スマホ操作が出来る方なら問題なく使って頂けます。
- 従来の紙の問診票は、全員同じ内容でした。Web問診票は、患者さんのその日の症状に応じて自動的に質問が変化します。より詳しい症状を医師に伝えることが出来ます。
- 子どもさんを連れている場合など、ゆっくり記入出来ない場合もございます。Web問診票なら、来院前の余裕のある時間にゆっくりと入力が可能です。
- 診察室に入ると緊張して充分お話が出来ない場合でも、事前に整理して入力することが出来ます。
- 親御さんの都合が悪く、祖父母の方に付き添いを任せる場合でも、前日に親御さんが詳しく入力しておけば漏れなく伝えることが出来ます。
- 口頭で伝えにくい症状がある場合でも、気兼ねなく入力することが出来ます。
- 紙に触れる機会が減り、院内の感染リスクも下がります。
このように、紙媒体にはない多くのメリットがあります。是非ご活用頂きたいと思います。
Web問診票の操作手順
- インターネットに接続できる端末(パソコン、スマホ、タブレットなど)をご用意下さい。
(アプリのダウンロードなしでアクセス出来ます)- 当クリニックホームページか、Web仮受付ページのどちらかからアクセスして頂くと、「Web問診票」というバナーがございますのでクリックして下さい。
- ご自身の受診の目的に応じて問診票を選択します。
- 利用規約をご確認下さい。
- 診察券番号の有無など、案内に沿って必要事項を選択・入力して下さい。
- 症状について質問されますので、画面の案内に沿って回答して下さい。
- 回答内容を最後に確認、OKでしたら完了ボタンを押します。
*来院時に「Web問診入力済み」であることを、受付にお伝え下さい。
*当クリニックはレイヤード社製のWeb問診システムを使用しています。
まとめ
いかがでしょうか? 長い文章になりましたが、実際はそれほど難しくはありませんのでご安心下さい。
Web問診は感染症予防、滞在時間短縮などのメリットの他に、医療関係者の業務短縮、医療の合理化につながっています。医療は人手がかかりますので、効率化出来る部分はIT機器で効率化し、最も大切な「患者さんとしっかり向き合う」ことに重心を変えていかなくてはならないと考えます。
もちろん従来の紙の問診票は用意しておりますので、上手く出来なかった方も遠慮なくお申し付けください。お手数をおかけ致しますが、ご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。