『 仕事や人生など、上手くいく人がやっている数値化のコツ 』
名古屋市中区栄で開業する「足立耳鼻咽喉科人財開発部 」スタッフがおくる、自己啓発・自己成長支援ブログです。
悩み多い人生を少しでも良く生きる為に、私の知見や経験が役に立てば幸いです。
「心とスキルが成長する~グロウアップ講座 第44回」を始めます。
こんにちは、人財開発部のケンシロウです。
寒暖差が激しい日が続きますが、季節は徐々に秋から冬に進んできています。この前正月だったと思ったら、もうこんな時期。
”光陰矢の如し”のレベルを超えています、ビームの世界です! コロナ渦で今年は激動の年でしたが、年末に向けて頑張っていきましょう!
本日のテーマは、
「 不安や迷いを断つには、数値化するのが一番!」です。
私、元営業マンとして「結果が、数値がすべての世界」で生きてきました。
俺はこんなに頑張った、努力したんだというプロセスではなく、結果・実績を問われる職種でした。
よく聞く言葉は「頑張らなくてもいい。結果を出せばいいから」でした。今の時代ならブラック企業と言われそうですが、ひと昔前は当たり前でしたね。
ですから自然と「数値」が物事を判断するうえでの、基準となったのかも知れません。
厳しいように聞こえますが、私はそいう数字が結構好きです。誰が何と言おうと数字に間違いはない。自分にも言い訳できないので。厳しいですが・・・
数値は、おそらく唯一の万国共通のモノサシではないでしょうか?
住む国が違って言語が違っても、小学校以上くらいの人間が見れば、数字の「5」は「5」ですね。
曖昧な解釈や勝手な意見が入る余地のない、純粋な点が好きなんですね。
また夢や目標をかなえるにあたっても、数値化は有効。漠然とした夢は叶わないと言われています。現実かのごとく、具体的でリアルなイメージを抱かせることが大切です。
その為には、いつまでに、どれくらいのことをするという「数値化」が絶対条件。
皆さんも仕事、社会生活をしていく上で様々な判断を求められると思います。3つのポイントをご紹介しますので、以下のことに気をつけて目標を設定したり、指示を与えるとより実現に近づきますよ。
数値化するメリット1~判断基準が明確化される。
日常よくある光景。
「炭治郎君(また鬼滅か!?)、例の件どうかな? なるべく多めに頼むぞ。」
一体どれくらいが”なるべく多め”がわかりません。個人の主観に左右されますので、こういう指示の出し方はNGです。
「明日はイベントデー、準備もあるので出来る限り、早めに集合!」
こんな指示はあまり出さないとは思いますが、”出来る限り”の取り方は各個人いろいろ。10時開始で8時に来る人もいれば、9時50分で良いと思う人もいます。こういう誤解を生まないためにも、○○時という数値化が適しています。
誰が見ても、一目瞭然というのがいいですね。
現実はこのような指示が飛び交っています。自分に対しても、人に対しても具体的な数値で伝えましょう。
数値化するメリット2~モチベーションが高まる
目標、ゴールが明確になっていないと向かうべきところが定まりません。皆が同じ目標に向かうことで、皆が持つ力が集約化されるのです。
やる気も出てこないのが人間です。
「12月10日まで、新規顧客100人獲得!」
具体的な指示になると、そこに焦点が定まりモチベーションも高まります。貴重な人的パワーを無駄遣いしないためにも、数値でしっかり決めていきましょう。
数値化するメリット3~検証しやすくなる
PDCAが大切というのは今や常識ですが、その検証もしやすいのは”数字”です。目標となる数値、基準となる数値が定まっているからこそ、検証が生きてくるのです。
人は自分が可愛いし大切ですので、本能的に自分を守る言い訳をします。嘘もつきます。未達成であれば、いろいろな外的要因や人のせいにして自分をかばってしまいます。
私もそういう人間の一人かも知れませんが、これでは辛い失敗事例も成長の糧にはなりませんね。
結果は結果、数値に届かなければ未達。これは仕方ない。言い訳しない方が良いと思います。でも要因を問われたり、次の成功の糧にする分析の時は様々な要因を調査する。
マネジメント層の方、特に注意して下さい。
たくさんあるメリットの中で主なポイントを挙げましたが、いかがでしょうか?
元々数値化されている職場はいいですが、そうでない職種、例えば医療や介護、学校なども取り入れていくことをお勧めします。
気をつけなくてはいけないことを一点付け加えておきます。
それは・・・「数字がひとり歩きする」という現象です。本来の目的は何であったのか?ここを外してしまった数値化はお勧めしません。
それは数字ばかりになって殺伐とし、結果として個人や組織の成果・効率を落とすことになるからです。
短期的には数値達成のみであっても、中長期的には仕組化や人材育成を並行して進めていかないと、伸びなくなってきます。
矛盾しているように聞こえるかも知れませんが、人材育成や教育を怠った数値化はしてはいけません。
結果は重視するのはプロですから当然、でもプロセスも大事にしてフォローしないと絶対に上手くいきません。
厳しいけど、楽しい。両立する方法はいくらでもあります。そういう個人、組織を目指して欲しい。
早速数値化できたアナタ、「あなたはもう成長している!」
それでは、また来週お会いしましょう。
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□ 編集後記
微分積分あたりから数学が嫌いになりました・・・。先生もあまり好きではなかった。
でも数字は好きですし、わりと強いほうです。
当クリニックでも、漠然としていたことを数値化するようにしています。
若い女性の多い職場にそぐわないかな~と思いつつ、わかりやすいので推進中。
厳しくも明るく楽しく、スタッフも患者さんも笑顔になれるクリニックになるといいなあ。
いや、1年後の2021年11月までに必ずやります!
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「 安心・安全で人に優しいクリニックをつくり、地域社会に幸せの循環を創る 」
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