『 グロウアップ講座~挑戦しよう!』
【 毎金!ワンポイントグロウアップ講座 第16回 】
名古屋市中区栄地区で開業する「足立耳鼻咽喉科 伏見クリニック」経営企画部が創る
人生、ビジネスの力になるブログです。
人生の原理原則、最新のビジネス情報、目標達成、部下育成問題など、課題の多い
ビジネスパーソンに役立つ情報を送ります。
地域の方のお力になることが出来れば幸いです。
こんにちは、足立耳鼻咽喉科伏見クリニック 人財育成課のケンシロウです。
今日のテーマは、
『失敗を恐れずトライしろ!体を張って部下を守れる上司になれ!』
コロナ騒動で企業も一部在宅勤務、テレワークを実施しているところもあるそうです。
感染リスクを考えれば当然だと思いますが、東京の通勤ラッシュはそれほど変わっていないとか。
原因は日本企業の上層部に、脈々と流れる古い考え。定時出勤当たり前、在宅なんて仕事にならない!
と考えているようです。
確かに出社しないと成り立たない業種もありますが、そうでない企業も多いでしょう。
でもこの機会を良いタイミングと捉えて、働き方を改善するためにもテレワークにトライしようと
考えるトップが圧倒的に少ないのが現状でしょう。
テレワークに関わらず、日本では新しいことに挑戦する風土が育っていないのは事実です。
挑戦して失敗するなら、安全策をとってそこそこの成果で行こうという感じですね。
国民性は他にも様々な原因があるのでしょうが、ミスに不寛容で顧客の評価を気にしすぎる
気質・風土も大きく影響しているようです。
たしかに日本では(企業に限らず)ミスに厳しい社会だと思います。
教育からして、そうですね。幼い頃から下手に挑戦して失敗するより、安全でミスをしない
教育、風潮です。
でも人が一番学べるのは、やはり失敗して、それを教訓と出来る時だと思います。
アメリカなどはミスをどれだけしても、トライして成功すれば帳消しという社会。
ミスに寛容な社会です。
これからはもっと挑戦出来る社会にしていかないと国際競争に勝てません。
偉そうに語る私も、無謀にもチャレンジ精神旺盛ですので数えきれないくらいの失敗を
してきました。
学生時代もそうですし、特に社会人になってからは思い出しても恥ずかしくなるくらいの失敗の
オンパレード! 本当に、会社・上司・顧客に迷惑をおかけしました。
でも一つ胸を張れるのは、叱られた分の10倍くらいはしっかり勉強したことです。
同じ失敗をしないのはもちろん、次からは備えが出来るようになりました。
そして、何というか”度胸”みたいなものも、身についたようです。
仕事で失敗しても、命まではとられへんなあ!と。
また日本は顧客に必要以上に神経を使う社会でもあります。
もちろん顧客の動向に注意し、ニーズに応え、さらにウォンツにも対応しないといけないのですが、
先ほど述べたミスに不寛容ですので、失敗を怖がる。顧客のクレームにかなりナーバスになっています。
どう考えても顧客が無理難題言うてる時でも、です。
もちろんそういう時もあると思いますが、時には顧客の無理な要求にはNOと言わなくてはならない
時もある。
決して一方的にひれ伏す必要性はないと思います。
また部下が前向きに挑戦して、結果的にうまくいかず会社に損害を与えてしまった。
でも授業料と思って、部下の成長への投資だと思って部下を責めず、カバーしてあげないと
この部下はもう挑戦することが出来ない人間になってしまいます。
部下が作った損害額は、上司や該当するチームでカバーしてやる。
損害を被ったと怒る顧客には、上司が出向いて謝るべきところは謝り、必ずカバーする旨を理解してもらう。
これが上司の仕事です。保身の為に逃げたらアカンですよ。逃げたい気持ちもよ~くわかりますが・・・)
、
こういう上司がいると部下は伸び伸び仕事が出来るのですが、私の経験上もかなり少数派ですね。
だからこそ、このブログを読んでくれているあなたにはこういう上司になってほしい。
会社の仕組みはすぐには変えれませんが、今いる職場の、部下たちを守れる存在になってほしい
さらにグローバル化は進みますので、外国人と働く機会も増えるでしょう。
また海外で外国人をマネジメントする機会も増えるはずです。
そういう時代に、こんな臆病なメンタリティーでは日本はダメになります。
きっと社会は変わります。
その時のためにも、あなたに期待します!
「君はもう成長している!」
また来週お会いできるのを楽しみにしております。
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■ 編集後記
個人的には、人の成長の手助けをするのが大好きです。
ですので金曜日の当ブログ、読者が果たしているのだろうか・・・という不安を抱えながらも
書き続けています。
自分がしてきた苦労・失敗をしてほしくない、という想いが強いのですが、
失敗しないと身に付かない。このジレンマをどうすれば良いのか。
理屈がわかっても転ぶ。何もわかってなくても転ぶ。
どうせ転ぶなら理屈がわかって、反省出来て、糧となるであろう、今の方法がいいのかなあ・・・
私もまだまだ悩み多いですが、共に成長していこうと思います。
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医療法人成松会 足立耳鼻咽喉科
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