『 コロナ自粛のやりすぎ注意!高齢者の健康に黄信号が!?』
足立耳鼻咽喉科が発行する健康ブログです。
地域の皆様の健康の一助になるよう、情報発信しています。
こんにちは、健康ブログ編集長の嵐です。
本日のテーマは、
「 コロナ自粛のやりすぎ注意!高齢者の健康に黄信号が!? 」です。
現在、新型コロナウィルス感染症流行による活動自粛が長期化しています。
感染防止だけを考えれば有効なのでしょうが、経済的な面から考えると大きな問題です。経済停滞による経営問題、雇用賃金問題が新たなリスクになってしまいます。
そしてもうひとつ大きな問題があるのです。
8月27日、筑波大学・千葉大学・東京大学が自民党のスポーツ立国調査会などに、そのことについての現状と将来のリスクを提言しました。
それは、過度なコロナ自粛が長く続くことで、”高齢者の健康問題に大きな影響が出ている”ということです。認知症やフレイルなどの健康リスクが高まり、現在もそうですが今後さらに大きな問題になりますよということなんですね。これは何とかしないといけません。
大学研究チームの提言の内容をかいつまんで紹介します。
- ・高齢者の約80%が、外出や会話が減ったと感じている
- ・それにより、認知機能の低下のリスクが上がっている
- ・外出が減ったことで歩くことなどの運動機会が減り、筋肉の低下が見られる
- ・食事にも影響し、栄養状態の低下も見られる
- ・身体機能だけではなく、心の健康にも影響する。コロナが原因のうつ病になる方も増加している
という内容です。このブログをご覧頂いている方ご本人、ご家族など大丈夫ですか?他人事ではありません。独居だから危険、同居は安心ともかぎりませんよ。コロナウィルスをどうこうは出来ませんので、私たち自身が注意して、高齢者を思いやってあげなくてはなりません。
またコロナの影響は、高齢者だけではありません。社会の影響を、実は最も受けやすい”子供たち”も心配です。親が過剰に心配していると敏感に察知しますので、正しい知識を身に着けて落ち着いて対応しましょう。いろいろ話し合うことも本当に大切。また中学、高校、大学と進むと親との会話が減りますので、くれぐれも注意してあげて下さい。
そして親御さんたちも大変な状況の方もみえると思いますが、正しい知識を身に着けて賢く対応して欲しいです。
それでは話を戻して、高齢者の方はどうすれば良いでしょう?
コロナに立ち向かう身体と心の備え 5か条
1.まずは過剰にコロナを恐れないこと
人間は未知のものに過度に反応してしまいます。視聴率稼ぎのマスコミがさらにあおり立てますので、余計心配になるでしょう。人と接することなく2年間くらい引きこもっていれば、コロナも終息しているかも知れませんが、無理な話。
人間は社会的な生き物ですので、人と接しずに生きることはほぼ無理。適切な環境で、マスク装着、手指の消毒などを心がければ大丈夫です。
2.食事を楽しむ
人の身体は食べたもので出来ていると言われています。それくらい食事は重要ですので、しっかり栄養をとりましょう。野菜や根菜類、タンパク質などバランスをとりながら。
私もそうですが、年を重ねると食べることが(しか?)楽しみになってきませんか? 独りでも楽しく、時には友人と一緒もさらに美味しい。
3.適度な運動を習慣化する
いつも申し上げて恐縮ですが、やはり運動は必須。内容は気にせず、ゆっくり歩いたり、ダンベルを使って筋トレをしたり、木刀を振ったり(私です)、趣味のスポーツに興じたり、楽しければ何でもよいと思います。
消費カロリーとか細かいことは気にせずに、楽しみましょう。
ジムに通うのもいいですし、市の体育館などで卓球やバトミントンなどのサークルに入るのも友人も増えますのでお勧めです。
4.心の拠り所を見つける
独りになるとどうしてもネガティヴな気持ちになりがち。そういう時にも信頼し合える友人とおしゃべりをしたり、尊敬する作者の書物を読んだりして、自分なりの落としどころを持っておくことをお勧めします。
心が平穏になる術を何か探して欲しい。
5.困ったら相談!
はい、これが重要。一人で悩まずに家族や友人に相談する。それでも解決しなければ専門家に相談しましょう。調べてみると行政の相談窓口など、意外とたくさんありますよ。
世界中でコロナの犠牲になった方も多く心配なのは誰も同じですが、気持ちの持ち方ひとつで助かることもあります。一人思い悩まず、人を思いやり、健康に生活していきましょうね!
それでは、また来週!
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◇ 編集後記
最近、お弁当を自分で作るようになりました。と言っても、おにぎりとおかず1品ですが。おにぎりって、なんでこんなに美味しいのかと改めて思います。
お茶碗に白飯+塩をふるのとは、明らかに違うんです。不思議だなあ~。
握り方も日を追うごとに上達しています。半年もしたらお店出せるかな~、桃太郎ならぬ金太郎とか・・・。職場の同僚からは”ジジ太郎でしょ!”と言われましたが・・・修行します!
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<当ブログ記事に関しての注意>
・当院の健康記事の詳細は、専門の医療機関にてお尋ね下さい。
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