『グロウアップ講座～ ふわちく言葉、ご存じですか？ 』
[2020.02.14]
【 毎金！ワンポイントグロウアップ講座 第１１回 】
名古屋市中区栄地区で開業する「足立耳鼻咽喉科 伏見クリニック」経営企画部が創る 人生、ビジネスの力になるブログです。 人生の原理原則、最新のビジネス情報、目標達成、部下育成問題など、課題の多い ビジネスパーソンに役立つ情報を送ります。 地域の方のお力になることが出来れば幸いです。 こんにちは、足立耳鼻咽喉科伏見クリニック 人財育成課のケンシロウです。 以前マスクが品切れ状態です。当クリニックも普段は感染防止の為にかなりの数を使いますが、 現在は在庫がかなり厳しくなってきました。 国産メーカーの増産体制が、もう少しすると整うという情報も入ってきています。 花粉症の時期とも重なり、よけいに需要が増えているはずですのでどうなることか･･･ いろいろ騒がしい時期ですが、本日のテーマは、『 ふわちく言葉について考えよう！』です。
１．「ふわちく言葉」ってご存じですか？
最近はいろいろな短縮語があり、私も若いスタッフと話していると「え、それ何？」ということが 多いのですが、この「ふわちく言葉」も同様で、偶然ネットで見つけた言葉です。 ふわちくの「ふわ」は、「ふわふわ言葉」の略です。 「ふわふわ言葉って、ふわふわした、浮ついた感じの言葉のこと？」 はい、違います(笑）。浮ついた言葉ではなく、その言葉や言い方で気持ちがほっこり温かくなったり、 うれしくなうような言葉・言い方を指します。 例えば、 「いつも、ありがとうね！」 「本当に良かったね！」 「体に気をつけてね」 このような肯定的で相手を気づかった言葉、柔らかく温かい言い方です。 確かに、こんな感じで話をしてもらったら正直うれしいし、気持ちがほっこりしますね。 今度は「ちく」についてですが、これは「ちくちく言葉」と言われています。 「むかつく」 「どんくさ！」 「何回言ったらわかるの？」 「うざ、きも」 ううう、ちくちくしてますね･･･。痛いし、怖い・・・ 気持ちが殺伐として、傷つけてしまう言葉です。 いかがでしょう？意識せずに使っていませんか？２．「ふわふわ言葉」と、「ちくちく言葉」の違い
日常どちらもよく使う言葉だと思いますが、両者の違いは 「相手のことを、よく考えているかどうか」です。 ふわふわ言葉は、相手の気持ちをよく考えているし、使う言葉を吟味していると思います。 こういうと相手はどう感じるか、気遣っているといえます。
逆に「ちくちく言葉」は、相手のことなんか考えずに、自分の感情を吐き出しているにすぎません。
言葉というものは、相手とのキャッチボールのようなものです。ふわふわ言葉は相手も受け取りやすく、
自ずと返球も優しくなりますよね。
ちくちく言葉は、はっきり言って”凶器”を投げつけられているようなものです。
相手がどう思うなんて関係なし。
こんな気持ちの相手なら、こっちもやり返すぞ！となっても不思議ではありませんし、やった方も
何の得もないどころか、恨みを買ってしまうでしょう。
自分だけで生きていけるなら良いですが、残念ながら絶対に不可能ですよね。
自分がちくちく言葉を投げつけられたら、どんな気持ちになるかをよ～く考えてみるべきです・
３．ちくちく体質の人の予防法
自分を顧みて、ちくちく言葉使ってるなあ・・・と自覚の出来る「ちくちく体質」の方は、ご自分の為にも、
人の為にも一刻も早く改善した方が良いと思います。
習慣になっているはずですので難しいですが、ふわふわ言葉を使う習慣を新たにつければ良い訳です。
おそらく感情のおもむくまま、もしくは気分が悪い状態で話しているかと推測されますので、
言葉を発する前に、ちょっとワンテンポおくことをおすすめします。
ワンテンポおくことで、気分を落ち着けたり、冷静になる間がとれると思います。それから話を始めるとか。
ノートに書き留めておいたり、携帯の待ち受けにするというのも良いかも知れません。
問題は自覚のない方。これはややこしい(笑）。
一番良いのは身近な何でも話せる人に聞いてみると良いと思います。
「私って、ちくちくしてる？言葉キツい？」
遠慮容赦なく答えてくれる家族、友人とかがといいですね。
そういう批判を聞いたら、ちくちくせずに反省し改善していきましょう。
人間は自覚することが出来れば、すぐには直せなくても改善はできるはずです。
一歩一歩でも、進んでいきましょう。