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『 人の話、じっくり聴いていますか?』

[2020.10.02]

名古屋市中区栄で開業する「足立耳鼻咽喉科人財開発部 」スタッフがおくる、自己啓発・自己成長支援ブログです。

耳鼻咽喉科クリニックでありながら、なぜ医療とは関係のない内容で毎週発信しているのか?
それは私の今までの人生・ビジネスで得た教訓を、ご縁ある方の人生や仕事などのお役に少しでも立てればという想いからです。
ご縁ある方の成長の一助になれば、この上なく嬉しいです。

「グロウアップ講座 第38回」を始めます。

こんにちは、人財開発部 お局(つぼね)?社員のケンシロウです。

いつの間にか、朝晩は半袖では寒い時期になってきました。秋ですね~、美味しもの食べていますか?
厳しい冬を前にした短い期間ですが、是非満喫して下さい。

本日のテーマは、

「人の話、じっくり聴くことが出来ていますか?」です。

 

何でもメール、SNSで済ませようとする現代。コミュニケーションの基本である「聞く、聴く」(意味の違いは度合いの強さと解釈下さい)が出来ていないことが多く、これが円滑なコミュニケーションを妨げているようです。
今日の記事を読んで頂ければ、あなたも聴き上手になり、人とのコミュニケーション力も向上し信頼度アップが確実です。



子供の頃から人の話をよく聴きなさいとか、口がひとつで耳がふたつある理由は人の話をよく聴く為だよとか、口酸っぱく”聴く”ことの大切さを教え込まれてきたのではないでしょうか?
書店に行っても、聴く事の重要性を訴える本がたくさん出ています。

わかりきったことなのに、何故こんなに”聴きなさい”という言葉が氾濫しているのでしょう。

それは、

人は基本的に、他人の話を聴かないから!


「すべての人が自己中みたいじゃないですか!? 私はちゃんと聴いていますよ」

本当にそうでしょうか? 自分に置き換えてもわかりますが、人は誰もが自分が一番大事。生存という大命題を突き付けられたDNAがそうさせています。
ですのではっきり言えば、人の話はいいから自分の話を聴いて!これが本音。

しかし同時に社会的な動物である人間は、他人との共存を図っていかなくてはなりません。人の話を聴いてコミュニケーションをとって、良い関係を作っていかなくてはならないのです。

ここが冒頭お話した理由でもあります。自分の根本的な欲求を抑えて、他人との(家族の場合もあります)関係を作るために”聴かなければならない”のです。

 

聴き上手になる5ポイント


さあ、いよいよ実践編。聴くことは簡単なようで結構難しい作業です。でも大半の方がきちんと出来ていないだけに、しっかり出来るようになれば必ず信頼される人物になれます。
当たり前のことばかりです。面倒がらず、じっくり考えて実践していきましょう。

1.まずは相手に興味をもつ、好きにる

嫌いな人や興味のない人の話は、聴く気になれません。嫌いでどうしようもない場合はむつかしいですが、そうでもない場合は相手の良いところに注目し、まずは好きになりましょう。
そしてその人の行動や思考に興味を持つと良いです。
人の好き嫌いって意外とたいした理由でないことも多いもので、嫌いな人は少ない方が幸せです。発想を変えていきましょう。

2.傾聴する

大部分の人は、人の話を聞きながらも次に話すことや違うことを考えたりしているそうです。現状は100%聴くことに注力していませんので、自分の考えは置いておいて集中して聴くことです。
”傾聴(けいちょう)”という言葉がありますが、これは反論や意見をいわずに、ただひたすら聴くことです。真剣に傾聴することで、話す相手は大きな満足感を感じることでしょう。

3.相手の望みを知る

意見を言って欲しいのか、結論を出したいのか、それとも黙って聞いてもらえればいいのか。話す相手のタイプ、性別、現在の状況などを踏まえて判断すると良いと思います。
時にはどうして欲しいのかを相手に聞く方が良い場合もあります。なるべく相手のして欲しいようにしてあげましょう。

4.共に分かち合う

傾聴するのですが、時には話に共感することで怒ったり、笑ったり、時には泣いたりすることもあるかも知れません。ただ聴く”傾聴”とは違うのでは思いがちですが、相手や状況によっては大切なことだと思います。
自分の話す内容でそこまで感情移入してくれている、こういう想いを相手に与えることもあるのですから。
テクニックに使う方も見えますが、そうではなくて相手への純粋な想いであってほしい。

5.話しやすい雰囲気、途中のあいずちなどを意識する

忙しい雰囲気の人にゆっくり話も出来ませんし、悩みを打ち明けたいのにそんな雰囲気出ない場合もあるでしょう。可能な限り、話しやすいシチュエーションを作ってあげると嬉しいですね。
また適切なあいずちは非常に話がしやすくなります。表現が不適切かも知れませんが、相手を”のせてあげる”のも大切だと思いますので、その場に合ったあいずちを考えておきましょう。

傾聴するという行為は考えるより、かなり難しい。感情移入するからこそ、自分の意見を言ったり押し付けたりしてしまいますし、
相手が満足するくらい、じっくり聞いてあげることが出来れば、あなたへの信頼度や好感度はかなり良くなるでしょう。

聴き上手のポイントをしっかり守って、あの人に相談したい、話したい!と思ってもらえる人間になって欲しいと思います。


「あなたはもう成長している!(ケンシロウ)」

それでは、また来週です!


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□ 編集後記


私も聴くことには自信があったつもりでしたが、やはり自分の意見を言いたくなってしまうし、実際に口をはさんでしまいます。
後から「もっと思うように話させてあげればよかったな、ダメだな~」と後悔することも多いです。
自分なら聴いて欲しいですよね。

恐ろしくシンプルな行為ですが、意外と難しい。でも周りにそういうことが出来る方がみえると心強いと思いますので、是非身につけて下さい。

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