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『健康ブログ~間違いだらけの入浴法』 

[2019.12.17]

こんにちは、足立耳鼻咽喉科伏見クリニック 健康ブロガー嵐です。

寒さが厳しくなってきました。こういう時は暖かいお風呂が楽しみになってきますね。

実際当健康ブログで取り上げたことがありますが、シャワーでなくお風呂にゆっくり浸かるメリットは
たくさんあります。

そんな入浴なんですが、かなりの方が間違った入浴法を継続しているという衝撃の事実が・・・

本日はそんな情報を調べながら、正しい入浴法を学んでいきましょう。

 

 

『 間違いだらけの入浴法 』

 

入浴する赤ちゃん

 

夏の汗をかいたあとのお風呂もサッパリして気持ちがいいですが、寒い冬の夜、暖かい湯船に
冷えきった体をつける・・・・お湯の暖かさがジワ~と体に沁みてくる感じ。
たまりません、思わず声がでますよ、生粋のオッサンですから。
日本人に生まれて良かったね~

 

最近はシャワーだけで済ます方も多いようですが、お湯に浸かるメリットは数多くあります。

 

体の新陳代謝を高めて疲労軽減してくれたり。、水圧で下肢のむくみをとってくれたり、

 

肩のコリも楽になる感じがします。また蒸気や湯気で鼻や喉を潤す効果もありますよ。
気分もリラックスしますよね~。

 

毎日湯船に入って入浴する習慣を持つ人は、3年後の要介護リスクが3割ほど低くなるという報告も。
良いことが多いのですが、意外と気がつかずに間違った入浴法をしている方も多いようです。

 

 

1.浴室の温度管理、水分補給を怠る

 

ヒートショックってご存知ですか?

 

暖かい部屋から寒いトイレに行く、寒い脱衣場、冷えた浴室に行くなど急激な温度差によって
血圧が大きく変動し心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こすなど、身体に悪影響を与えることです。

確かにトイレ、浴室に暖房が完備されているお家って、そんなに多くないのではないでしょうか?

 

循環器系の疾患をお持ちの方は、さらにご注意ください。

 

 

 

また”浴室熱中症”というリスクもあります。これは水分補給をせずに熱いお風呂に長くはいって
脱水症状になるケースです。

 

ヒートショックと浴室熱中症によって、何と交通事故死の3倍にあたる1万9千人もの方が毎年亡くなっているそうです。
そして内容を見ると数は少ないものの、若い方(20代の死亡例もあり)も結構な割合で亡くなっているそうです。

 

予防法としては、まずは浴室内の環境を整えることが大切かと思います。
最近の住宅は建築時に盛り込むことも多いと思いますが、そうでない場合も暖房器具を用意して頂くと
良いのではないでしょうか。

暖房完備の風呂場

 

 

また入浴前の水分補給を忘れずに行って下さい。出来ればお水だけでなく、ミネラル分の多い麦茶などがいいですね。
麦茶で失われる水分とミネラルの補給をしましょう。

入浴前にコップ1杯の麦茶!(ビールはダメですよ!)を習慣化しましょう。

 

 

 

2.湯の温度に注意!

 

貴方は熱~いお湯にサッとはいる方がお好きか、ぬるい湯にゆっくり浸かる方かどちらがお好きでしょうか?

個人の好みは少し置いといて、正しい湯の温度について調べてみました。

正しい湯の温度と入浴時間は・・・・40℃くらいのお湯に10分間程度がベストのようです。

 

熱い湯が好きな方は結構いらっしゃると思います。私見ですがどちらかというと高齢の方に
多いよう気がします。そういう方に40℃の温度は正直ぬるいとはおもいますすが、健康の為、

せめてアツアツから少し低めにすると良いです。

 

また熱いお湯は皮脂が失われますので、十分な保湿をしないと体表が乾燥し痒くなることもあります。

私も熱い湯が好きな高齢者ですから、痒いのなんの。最近やっと原因の一部が湯の温度にあったことが
わかり、少しぬるめにしています。

 

お湯の温度ってあまり測ったことがないと思いますが、湯温は意外と大切ですので計ってみるのもいいかも知れません。

 

 

3.入浴のタイミング

 

食後すぐ入浴することも多いと思いますが、NGです。

食後は消化器官に血液が集中し、頑張って消化吸収する時間です。
お風呂にはいると体表の血管が拡張します。その結果充分血液が消化器官にまわらなくなってしまいます。

また飲酒後もNG。酔により脳の機能が低下、風呂場で転倒したり溺死するケースもあるそうです。

お父様方、要注意ですよ!ほろ酔い気分でひとっ風呂・・・わかるなあ~、気持ちいいですもんね。
気持ちいいし、このまま寝ちゃおうかなって。
(ドス!うう、またボディに・・寝るのはダメなんですよね~)

アルコールは脱水症状を起こしますので、水分補給なしで入浴するとヤバいです。

充分ご注意下さい。

以上、間違いだらけの入浴法と正しい入浴法をご紹介致しました。

 

 

毎日入浴すると考えると、1年で365回。80歳まで生きたら、365X80=29200回!・・・天文学的な数字。

何事もそうですが習慣の力というものはスゴいのもです。正しい習慣で健康をキープしましょう!

それでは、また来週!

 

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