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『 熱中症に注意!!夏場のマスク、どうします?』

[2020.06.02]

足立耳鼻咽喉科が発行する健康ブログです。
地域の皆様の健康の一助になるよう、情報発信しています。

 

こんにちは、健康ブログ編集長の嵐です。

6月1日から、従来通りの勤務体制に戻った方も多いと思います。
在宅慣れしての久方ぶりの出勤、戸惑う方もみえたでしょう。
マスク、手指消毒などは変わらず継続しましょう。

本日のテーマは、

「熱中症に注意!! 夏マスクのつけ方」

 

夏場 マスク

 

5月25日の朝日新聞の記事の見出しから。

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”全国各地で本格的に夏日を記録し始めるこの時期から、気をつけたいのが
熱中症。

新型コロナウィルス対策によるマスク着用や自宅で過ごす「巣ごもり」が
そのリスクを高める可能性もある。

熱中症患者の増加が、医療体制の崩壊につながりかねないという懸念も出ている。”

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マスクを着けていると冬場は暖かったように、顔周りの温度が上がります。
それに伴って全身も暖かい感じになりました。

記事によれば、通常は体温より低い外気を吸い込み、鼻の中や肺で温められた
息を出します。空気が体内の熱を奪うことで体が冷やされるという仕組みです。

それをマスク着用により邪魔されるので、熱を閉じ込めてしまうそうです。

またマスク着用で呼吸に負担がかかり、肋間筋(ろっかんきん)や横隔膜を
必要以上に働かせることになります。つまり運動している状態で、体温が
上がり熱中症になるリスクが高まるという仕組みです。

文部省の衛生管理マニュアルにも、こうしたことが追記されました。

 

そして今年の夏、例年並みくらいの熱中症患者が救急搬送されるとコロナ対応に追われる
医療体制は崩壊する、と予言されています。

確かに・・・日本の多くの病床はコロナ対策により使われていますし、医療スタッフも
症状の見分けのつきにくい熱中症患者さんが救急搬送されてきたら、防護服体制で
臨まなくてはいけないからです。

そのような状況にしない為にも、我々に出来ることはなるべく熱中症にならないように知識をつける
こと、対策することです。

高齢者の熱中症

 

熱中症において知っておいて頂きたいことは、

1.熱中症の約4割は、住居で発生している!

コロナ渦でSTAY HOMEを遵守していますが、充分注意して下さい。

 

2.搬送車の半分は、高齢者!

高齢になると体に水分を貯える能力、温度変化を感じる能力、体の熱を体外に逃がす
能力などが衰えます。水分補給のタイミングも遅くなり、エアコンも充分活用出来ずに
熱中症になるケースが多いのです。

喉があまり乾いてないと思っても、定期的に水分を補給する習慣をつけましょう。

 

それに加えて、今年の夏に注意することは、

1.家の中では、マスクはしなくていい。

マスクは飛沫感染を防ぐのが目的ですので、ご自宅で会話をする必要のない
状態では必要ありません。


2.テレビなどでコロナ関連のニュースを、あまり見過ぎない

ずっと自宅でテレビばかりの生活ですと、マイナス情報による洗脳を受けます。
自分がいつ感染するのか、ビクビクする気持ちになりがちですので、
ほどほどにしましょう。

それより、お笑い系の番組で笑って過ごせた方が余程健康的ですよ。

 

3.涼しい時間帯に、適度に運動をする。

早朝、夕方などに軽い運動(ウオーキングなど)をすることも習慣づけましょう。
気分転換になりますし、ご近所さんにも会えますし、お腹も空きます。

くどいですが、水分補給は必ず!です。

 

まだまだ油断出来ない状況ですが、心配しても何も解決しません。

何事にも感謝して、健やかに暮らして下さい。

 

それでは、また来週!

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◇ 編集後記

もうすぐ夏です。(梅雨を飛ばしてます)

いつもなら海水浴、プールなど賑わいますが、今年はどんな感じに
なるのでしょう。

マスクして、海に??

プールは結構過密ですので、マスク必要??

ムムム、予測出来ません。

子供たちは、ビニールプールで我慢かな・・・

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・当院の健康記事の詳細は、専門の医療機関にてお尋ね下さい。


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