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『 お母さん必見!子供の寝冷えを防ぐ4つのポイント」

[2020.09.23]

足立耳鼻咽喉科が発行する健康ブログです。
地域の皆様の健康の一助になるよう、情報発信しています。


こんにちは、健康ブログ編集長の嵐です。

連休も終わりましたが、いかがお過ごしでしょうか?コロナ自粛で外出がしにくい状況ですが、良い季節ですので自然の恵みをたっぷり味わいたいですね。

本日のテーマは、


「 子供の寝冷えを解消する4つのポイント 」です。


9月も後半戦になり、秋の様相を深めてきました。朝晩の気温もかなり下がってきましたね。当院でも風邪症状で来院される方が増えてきました。
寝る前にエアコンをきらずにそのまま寝てしまったとか、かけ布団などをかけずに寝てしまい、夜中や明け方に寒くて目が醒めたりしていませんか?

この時期は、寝る前と眠ってからの温度差に注意が必要です。大人ももちろんですが、体温調節の未発達な子供たちは尚のこと、注意が必要。
我が家では子育ては終わり、遠い過去の記憶だけでは心もとないので、様々なサイトで調べながらアドバイスいたします。

結論を申し上げると、「正しい知識と事前の準備」で寝冷えはほぼ防止できます。大切な子供たちの健康を守りましょう。

子供の寝冷えの原因

はい、まずは正しい知識を身につけましょう。

以前の健康ブログで「子供の寝相はなぜ悪い?」というテーマで書かせて頂きました。
余談ですが、この記事は足立耳鼻咽喉科史上NO.1ブログ記事と言えるほどアクセスが多く、驚いています。改めて見直してみますが、何がこんなにヒットしたのかは正直わかりません。
気になる方は、上記こちらからご確認下さい。そしてヒットの原因を教えて下さい!(笑)

話を戻しますが、子供さんがようやく寝付いて、しばらくして様子を見に行くと、「え~こんな態勢で・・・」と驚くことはしょっちゅうあると思います。左右天地逆になっていることなんてザラ、どうやったらこんな態勢になれるのかなんてことも。でも驚いたり、困ることはありません。
体温調節がまだ十分に発達していない子供は、寝返りによって自然と体温を調整しています。自然です。

ただ親としては夏場ならいいんですが、気温の下がってきた今の時期は風邪をひかないか心配ですよね。ですのでついつい厚めの肌着やパジャマを着せたり、掛け布団を重く厚いタイプに変えたりします。でもこれはダメ!先ほども申し上げたように、子供は基本的に体温も高く暑がり屋さん。そして寝ている間もかなり動きますので、間違いなくけ飛ばしてしまします。
運よくけ飛ばさなくても、おそらく寝汗をかいて気温の下がる明け方には体を冷やす原因になります。これがかえって風邪をひかせる原因になりますし、おねしょなどの原因にもなります。

暖かくしてあげたい!という親心が仇になってしまうのです。

 

子供を寝冷えさせない、4つのポイント


対策をいくつかご一緒に考えていきましょう。

寝冷えの原因、子供の特性を正しく理解する

ポイントは温めすぎないこと、子供の動きを妨げないこと

寝返りにはちゃんと意味がありますし、寝返りしていても熟睡しています。寝冷え防止だけを考えて手をうつことは得策ではありません。
まずは子供は寝相が悪くて当然、健康の証くらいに考えること、そして寝冷えをしないよう過度に暖かい(暑い)パジャマや布団にしないこと。
子供のことを考えたつもりが、暑いのを嫌う(ちゃんと理由があります)特性を無視しては逆効果です。布団をけ飛ばすでしょう。
良い寝つきの大事なポイントのひとつに”深部体温”を下げることがあります。体温が上がったままですと寝つきが悪くなり、翌日にも影響しますので温めすぎは禁物。
子供はちゃんと寒くなれば、体温の残っている布団の中心部に戻りますし、自らの高い体温で温めますので過度な心配はご無用です。
大事なことなので、お忘れないよう

下着、パジャマの見直し

布団をはいでしまうのでせめてパジャマは生地の厚いものにしたい、という考えで選ぶと失敗します。
過保護な(失礼^^;)親心を少しわきにおきましょう。

最近は化学繊維製品でも通気性の良いものもありますが、やはり子供には綿素材で通気性が良く吸湿性が高い、天然素材のものをお勧めします。
特に下着に関しては、特に肌触りのよい綿素材が良いでしょう。

靴下や防止、フードなどを身につけたたまま寝かせる家庭もあるそうですが、これでは汗を発散できませんし体温上昇を招きます。即止めましょう。

枚数も迷うところですが、基本は「大人の数マイナス1」枚です。小さなお子さんなら21:00頃までにはお風呂は済ませていますよね。暖房の聞き具合、室温で変わりますが、起きているときは上着を1枚着せて、寝るときは脱がせる。寒くないか心配かも知れませんが、子供さんの体を触ったりして確認してもらえれば大丈夫ですよ、

寝具にも注意

ここからは具体的な方法になってきます。

まずは敷き布団の上を覆うシーツ、掛け布団などを見直しましょう。保温重視で材質や厚さを選んでいませんか?
冬場でも肌にさわる部分は綿素材が良いと思います。毛布は暖かくて良いのですが、チクチクしますのでタオルケットの上にかけるなどの工夫が必要。
また最近はダウンの掛け布団を使う家庭も多いと思いますが、なるべく軽い製品に。

大人用の掛け布団を”横向き”にして使うご家庭もあるそうです。子供の広い行動範囲もすべてカバーできますので、良いアイデアだと思います。

お部屋の温度にも配慮を

冷房をつけたままというのもマズイですが、冬場の暖房にも注意が必要ですね。寝る前に部屋を温めておこう!というまたも優しい親心で涙が出ますが、やりすぎはダメ!
ママさんの味方である嵐にとって、今回の記事は優しいお母さんを敵にまわしそうで怖いのですが、仕方ありません・・・

文中で深部体温の話をしましたが、基本的に活動を行う日中は体温が上がります。そして徐々に睡眠時間に向かって体温を下げていきます。つまり睡眠と密接な関係があり、深部体温が高いままだと寝つきが悪くなるのです。
気温の高い夏場も同様です。細かい説明は省略致しますが、要は深部体温を適正にしてあげれば、眠りにはいりやすいのです。

ですのであまり暖かいお部屋ですと、体温も下げにくくなり寝返りはさらにひどくなるでしょうし、翌日ボ~としてしまうかも知れません。
注意してあげて下さい。

以上、大切なお子さんがなるべくスヤスヤと、元気よく寝返りを打てるよう?情報発信させて頂きました。各ご家庭の状況に合わせてカスタマイズしていっていただければ幸いです。


それでは、また来週まで健康でお過ごし下さい!

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◇ 編集後記

気温、風の心地よさ、虫の鳴き声など秋本番ですね。寒さの激しい季節のクッションのような季節、季節の移り変わりを楽しみたいと思います。スマホも楽しいですが、自然もいいですよ~。

そして旬の美味しい食材も存分に楽しましょうね!そして秋のビールも、また上手い!

 

 

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コロナを正しく知り、賢く対応していきましょう。


社会全体が新しい形になろうとしています。
マスク・手洗い・アルコール消毒は忘れずにお願いします。


健康への近道は、常日頃からの準備が一番です。


1.つらいアレルギー性鼻炎の対策を打っておきましょう。

 ・舌下免疫療法のスタート 

 ・レーザー治療  

 ・オンライン診療の準備(冬場のダブル流行が来ても大丈夫なように)


2.そして感染が心配な方、抗体検査が簡単にうけて頂けます!

 指先からの採血で、ご自身で簡単に抗体の有無がわかります。
 
 企業様の検査のご要望もお受けしております。


正直、今年の冬場が正念場かも知れません。
今のうちに、しておかなくてならないことをやっておきませんか?

 


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「 安心・安全で人に優しいクリニックをつくり、地域社会に幸せの循環を創る 」

1.足立耳鼻咽喉科 四日市本院:三重県四日市市羽津山7-8


2.足立耳鼻咽喉科 伏見クリニック
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