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『 健康ブログ~大切な子どもたちの”心の健康”を守ろう!』

[2023.01.09]

名古屋市中区栄の足立耳鼻咽喉科がお届けする健康ブログです。当ブログでは耳鼻咽喉科領域に限らず、もう少し広い視野でより快適に生活できる情報を発信します。また流行りの健康情報ではなく、基本に忠実な情報を書きたいと思っています。末永く宜しくお願い致します。
(専門外の病気についての詳細は、各専門科でお尋ねください)


こんにちは、健康ブログ編集長です。 明けましておめでとうございます!昨年も世界平和には程遠い情勢でしたが、今年こそ皆が平和で健康でいられるよう祈願致します。

そして現在伏見クリニックは一時閉院中でご迷惑をおかけしておりますが、2023年1月25日(水)より再開致します! 花粉症前ですので、症状のひどい方は是非ご相談にお越し下さい。

 

本日のテーマは、

「 2023年年始号~子どもの心の健康を守る為に出来る事」

健康に暮らしたい!という願いは老若男女問わずですが、特に自分で身を守れず、意思表示がしにくい小さな子どもたちは大人が守ってあげないといけません。子どもを巻き込む犯罪も要注意ですが、もっと身近にも様々な問題が沸き起こっています。

子どもたちの実態

2018年に行われた不登校児童の調査(中学生年齢の6500人対象のネット調査)によりますと、

  • 「年間30日以上欠席の不登校である中学生」は10万人
  • 「不登校傾向にある中学生」は33万人で、全体の10.2%に相当する

文部科学省が行う調査で10万人という数字は把握されていましたが、不登校傾向にある中学生はその3倍にも達するという事が初めて明らかになったそうです。昔も不登校児はたしかにいましたがレアなケースであり、これほどの数になっていることに驚きを感じます。

また近年社会的にも認知されてきている発達障害ですが、検査の普及と相まって大幅に数を増やしています。一言で発達障害とくくるのは乱暴ながら、ADHD(注意欠陥多動性障害)はこの10年ほどで6倍に増えました。しかもこれは氷山の一角にすぎないとも言われているようです。

不登校には様々な理由がありますし、発達障害などが急増している明確な理由もわかりません。しかし人格形成において最も重要な時期に、そして学びにとって一番伸びる時期にこのような事が理由で教育を享受できないというのは大変大きな損失だと考えます。

またSNSを含むイジメによる自殺なども後を絶ちません。テクノロジーの進歩が新たな問題を引き起こしているのです。

他にも気になることがたくさんありますね。例えば今の大人たちは”お金”に支配されていますので(そうでない少数の方、ごめんなさい)、価値判断基準がお金になっています。資本主義社会の悪い面なのですが、お金をたくさん稼ぐ人が偉い!みたいな価値基準が出来あがっていますね。

そういう親を見て育った子どもも、当然そうなります。これってどうでしょう?

私たちの生きる社会の未来そのものである子どもたちを取り巻く環境は、決して良いとはいえないのです。

 

子どもにとって大切な事

子どもの成長には学校教育ももちろん大切ですが、もっと根本的に大事なものがあります。それは”親の愛”です。

「え、何かと思えばそんなこと?うちは子どもをしっかり愛しているよ」

こう仰る親御さんが大半だと思いますが、話には続きがありまして、愛は愛でも「無償の愛」なのです。つまり何々と引き換えに愛するのではなく、例えが悪くて恐縮ですが、成績が悪くても、不登校でも、発達障害があっても、言う事を聞かなくても、愛するのです。

当然でしょうという声もあると思いますが、子育てをしたことがある人なら無償の愛を実践する難しさはよくわかっているのではないでしょうか?成績が良いから愛してはいませんか、なんでもいう事を聞くから良い子だと思っていませんか?

私は児童心理学などの専門家ではありませんし、子育ても自慢できるものではありませんが、多くの書物を読んで「無償の愛が、子どもに愛を教える」という事を学びました。言い換えると存在そのものが愛おしく感じて接することが非常に重要。

「三つ子の魂百まで」と言うように、小さい頃からの育て方はその子の人格形成に大きく影響します。人生そのものを左右するといっても過言ではないでしょう。社会情勢が不安定で、どんどん心がすさんでいくような現代社会では、なおさら必要だと思います。

子育ては理想論ではなく、現実そのもので、決していつも笑顔で接することが出来ないのはよくわかります。でも、でもです。温かく、笑顔で愛してあげて欲しい。これがお子さんの健康と共に、ご家族の健康を守ることにつながると考えます。

 

まとめ

最後までお付き合い頂き、有難うございました。本日は「子どもの心の健康を守る!」というテーマでお話を進めてきました。いかがだったでしょうか?

難しいテーマを取り上げてしまったかなと後悔しつつ、でも避けて通れない問題でもありますのであえて挑戦しました。異論はあるとは思いますが、ご理解頂けますと幸いです。

今年もご家族みんな健康で、良い社会になるよう努力していきたいと思います。宜しくお願い致します。

それでは、また来週!

 

 

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◇ 編集後記

正月休みはのんびりと過ごすことが出来ましたか?

私は特にどこに行くこともなく、買ったままになっていた本を一気に読みました。10冊以上はあったので、10人以上の人に会って話を聞かせてもらったということですね。おかげで多少は賢くなったかなあ(笑)。

あと、今年は奮発して大好きなカズノコを多めに買いました。日本酒との相性最高!と飲みまくっていたら、「ほどほどにね・・・」と背筋の凍るような(笑)嬉しい声を頂戴しました・・・。こわ~。

気を取り直して、最後に。

今年も皆様が健康で暮らせますように!


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・また当サイトの記事は、健康を保証するものではございません。ご理解・ご了承下さいます様お願い申し上げます。

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2.足立耳鼻咽喉科 伏見クリニック:愛知県名古屋市中区栄1丁目2-3 プラウドタワー名古屋栄2F

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