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『 心のビタブロ~苦手な相手には、良いところを見つけて接する!』

[2022.05.25]

愛知県名古屋市で開業しております「足立耳鼻咽喉科」スタッフがおくる、ちょっと疲れた心に栄養を与える「心のビタミンブログ」です。人生を前向きに生きる技術、夢を叶える秘訣、楽しく明るく生きる知恵などについて情報発信して参ります。

本来ならもっと生活が楽になり、ゆったり人生を楽しめるはずなのに、なぜかそうではない自分の人生。ストレスフルな現代を生きる上で、私のブログが少しでもお役に立つことが出来れば幸いです。なお精神科領域の病気については、専門の医療機関にご相談頂きますようお願い申し上げます


「心のビタミンブログ 第65回」を始めます。

こんにちは、ライターのシンです。最近は猫ブームで、猫を飼う方がかなり増えているそうです。うちの周りも野良猫たちが猫好きな人に餌を毎日もらっているようで、ぶくぶくと立派な体格?になっています。ペットだけでなく野良猫たちも、ブームの恩恵に預かっているようです。


本日のテーマは、

「苦手・イヤな相手との付き合い方 」

誰もが長所短所、良い面と悪い面があるもの。教科書的には相手の良い面を見るようにしましょうね、という事になるのですが・・・。なかなかそうはいかないものです。
特に嫌いな相手、苦手な相手に関してはついつい悪い面を強調して見てしまいます。苦手だからか、悪い面に目がいくから苦手なのか不明ですが、なるべく苦手な相手は少ない方が生きやすいと思いますので、今日はそのあたりにフォーカスしてみましょう。

なぜ悪い面に目がいくのか?

まず仲の良い友人や、愛する恋人の場合を想像してみましょう。友人や恋人は基本的に好きな人のはずですので、大部分の方は欠点よりも良い面、プラス面に目は向くと思います。

人間は良好な関係を保っているうちは、相手に関しても良い印象を持ちポジティブな面を見る。反対に関係が悪くなるとネガティブな視点に変わり、荒さがしをするようになる。どうもこういう習性があるようです。

たしかに自分を振り返ってもそういう傾向があると思います。仲があまり良くない人たちについて、ポジティブな気持ちでいるかと言われたら自信はありませんね。
人間は本能的に自己生存第一、自己尊重第一ですので、何か悪いことがあると責任転嫁をして人のせいにしがちな生き物。つまり悪いことが起こると、相手のせいにするという性質があるんですね。

わかっていても、なかなか治せない習性なんですね。

負の考えは、新たな負を呼び寄せる

ただこの習性は大きな問題を呼び寄せます。それは悪い面ばかりを見ると、自分の考えや感情もネガティブになるということです。プラスはプラスを、マイナスはマイナスを引き寄せます。

例えば、仲が良かった友人と仲たがいした時を考えてみましょう。

関係が良かった時はいつも一緒に居て誰よりも親密だった友人と、何かの原因で喧嘩別れをした場合。皆さんも経験があるかも知れませんが、辛く悲しい出来事です。この出来事自体は仕方ありませんが、問題はその後です。

「自分が一方的に悪かった。自分のせいで大切な友人を傷つけてしまった・・・」と後悔して、修復できるなら修復する行動をする。またはこれを教訓に今後の人生に活かすなら、悲しいながらも良いと思います。

しかしそうではなく、

「相手が悪く自分には非はない、それなのにこんなに傷つけられた・・・」という負の感情を強く抱いてしまった時が問題。相手を憎んだり恨んだりする感情、自分を正当化しようとする感情は自身の精神を蝕み、負の出来事を引き寄せると言われています。

元々人間は他責型ですとと申し上げました通り、多くの方はこういう考えに陥りがちです。前者と後者とでは同じ出来事を経験しているのに、反応が真逆なので結果も真逆となる恐れがあります。古来人間の妬みや憎しみは悪いものを引き寄せると言い伝えられていますので、出来れば避けたいのもです。

他人の良い部分を見る癖をつける

習性を改善するのは難しいですが、不可能ではありません。要は考え方の癖みたいなものですので、良い癖付けが出来るよう日頃からの考え方を変えればいいのです。

ちょっと乱暴な言い方をしますが、どんな嫌な人間や悪い人間にも必ず良い部分があります。自分の視点を悪い性格に隠れて目立たないその部分に、光をあててあげるのです。上から目線的ですが、それが出来るあなたはすごい。えらいんです(笑)。

同じ出来事を味わったとしても、プラスに光を当てる方が圧倒的に自分にとって得です。恨めば心身の健康を損なうのは間違いないので、そんなの損ですよね(笑)。悔しいので明るい方にいきましょうね。

「時間にルーズなやつでいつも遅れてくるけど、後輩の面倒見はいいんだよな」

「ライバル店のあの娘、つんつんして憎たらいけど、目のメイク上手いな・・・」

「親友と思っていたのに、裏切られた。でも、・・・」

この「けど、でも」の後の部分に着目して、嫌な相手や苦手な相手、裏切られた相手にも良い評価をしてあげる。こういう癖がつけば、人生が変わるような気がするのは私だけでしょうか?

 

それでは、また来週お会いしましょう。


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□ 編集後記

今日本では新刊が毎月7万冊ほど発行されているそうです。すごいですね~、でも若者中心にどんどん本離れが進んでいます。周りの若い人で本好きな人って、あまりいないかな。

別に無理して読む必要はありませんが、読解力は身につけておいた方が良いと思います。読解力は言語化する能力でもあり、相手が何を言いたいのか欲しているのかが把握できる能力。勉強も仕事にも、そして人間関係にも当てはまります。

漫画でも小説でも何でもいいから、読んで考えることを続けることをお勧めします。


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☆当ブログは心を健康に保つ為の情報を発信していますが、心身の健康を保証するものではございません。
 耳鼻咽喉科に該当しない病気、お悩みについては専門の医療機関にご相談下さい。


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