名古屋市中区栄の足立耳鼻咽喉科伏見クリニックです。医薬品営業歴36年の営業マンがおくる、ビジネスパーソン向け自己啓発・自己成長支援ブログです。仕事の悩みを改善し、レベルアップして頂ければ幸いです。

「ビジネススキルとマインドが成長する～グロウアップ講座　第 １０７回」を始めます。

こんにちは、人財開発部 元営業マンのケンシロウです。コロナ禍で面談など上手く出来ないケースもあると思いますが、お仕事は順調ですか？　本日は具体的なビジネススキルについてお話を致します。

本日のテーマは、

「見過ごしがちな、でも効果抜群のちょっとした仕事のコツ を伝授します！」

いよいよ3月決算月ですね。各ビジネスパーソン諸氏は最後の追い込みに頑張っているのでしょうね。与えられた目標を達成することは、ビジネスパーソンとして必須ですので体に気をつけて頑張って下さい。

今日は常日頃ルーチンとして行っている仕事の流れの中で、ちょっと意識して取り組むと効果がある技について触れてみたいと思います。何事もそうですが、知っただけでは意味がない。実行して経験値を高めて自身のスキルに出来るといいなと思います。今日は私が使っていた「3つのちょい技」をご紹介しましょう。お代はいらないよ～、持ってけ、泥棒！？

ちょい技その１～途中経過報告

例えばクライアントから提案資料を頼まれた、見積依頼があったケースなどを想像してみて下さい。あなたなら依頼～仕上げまで、どういう仕事を頭に浮かべますか？

普通は依頼内容に合った仕事を、期限内に済ませることが一般的だと思います。ここで注意したいポイントは数日で結果が出せる案件は良いとしても、数週間～何か月もかかる案件の時です。ここでクライアントは、しばらくしてこう考えるのではないでしょうか？

「あの資料を誰々に頼んだけど、そういえばどうなったかな。何の連絡もないけど･･･」と思うことがあると思います。どこまで進んいるのか、いつ頃出来るのかと気にすることがあるでしょう。このクライアントのちょっとした”不安””疑問”を解決し信頼を得る方法が、途中経過報告なのです。

「え、そんなこと？　そんなことは基本中の基本、言われなくても知ってますよ～」

そうですね、途中の経過報告という言葉を知らないビジネスパーソンはいないでしょう。しかし実は意外とやっていない。私もたくさんの方と仕事をしてきましたが、適切なタイミングで経過報告をくれる人はごくわずかでした。大抵の人は私が問合せすると、「ああ、もう出来ていますので明日にはお持ち出来ます！」と胸を張って？返事をする方が多い。少し前にメッセージ1通くれていたらなあ･･･と思います。

電話一本、メール1通、もっと言えば携帯のショートメッセージで済む話なのに、誰もやらない。ほったらかし状態と言われても、結果的には文句は言えない状態です。わすかの手間で、相手からは「きちんとしている」という評価が得られますので、是非やってほしいとおもいます。

ちょい技その２～期限・期待を裏切る

どんな仕事にも期限がありますし、期待するレベルがありますね。それをものの見事に裏切る作戦です（笑）。但し良い方向にですが。期限が1週間なら数日内に出します。私は内容によりますが、簡単なものは翌日仕上げ（クリーニングみたい？）、電話で済む用事なら当日に処理していました。また内容もクライアントの期待を想定し、それ以上の情報を付加して裏切ります。

「え、もう出来たの？？」

「いやあ～ここまで調べてくれたんだ、有難う！」

この言葉を聞くのが楽しみで楽しみで（笑）。まず大抵は驚かれますし、これを毎回行っていると信頼関係も大きく向上します。ヤンキーが歩道のゴミを拾うという例えがありますが、ギャップを操る作戦です。通常の業務プラス案件をいくつも抱えている状態はストレスフルですので、加速してどんどん前倒しにこなしていく。これがビジネスで成功する秘訣です。

但し逆のギャップは出さないよう、ご注意下さいね。

ちょい技その３～違法すれすれまで諦めない

ちょっとヤバい表現になりましたが、仕事を進める上で、どうしようもない壁に直面し諦めてしまうことがあります。仕方ないのですが、ここで終わっていては普通のビジネスパーソンです。

ここで一考しましょう。目的を叶える為に必要なことは何だろう？　どうすればクライアントに喜んでもらえるだろうと。

それは普通の覚悟では無理です。あらゆるコネ、ルートを調べ、関係機関（私は警察にも電話しました！）をリサーチし、法に触れない範囲ギリギリいっぱいまで可能性を模索していきます。私の口癖でしたが、クライアントに「違法にならないギリギリまでやります！」と豪語して、笑いを頂いてました。

代理店の仕事ならメーカーと交渉してクライアントに価格提示するわけですが、「ここまでしか無理ですよ」と言われた数字のまま出す担当者が多い。クライアントの要望と見積を限りなく近づけるように、必死でメーカーと交渉する。何度も何度も食い下がる。こんな担当者なら、ずっと付き合いたいと思うのではないでしょうか？

ここまでしてくれる･･･こんな声を頂けるよう、マインドとして持っていて頂けると強いと思います。

まとめ

いかがでしょうか？

文中でも申し上げましたが、簡単ですぐにでも出来る事ばかりですが意外と行われていない。たくさんのクライアント、たくさんの案件を抱えている忙しいビジネスパーソンならば仕方ないかと思いますが、当たり前のことを当たり前に出来ることや一見回り道に見える事が実は最も効果的だっという話は社会でもたくさんあります。

いかに真剣にクライアントの夢を叶えられか、これが担当者の使命であり醍醐味でもあります。すでに実践済みの方もいらっしゃるかと思いますが、やってなかった方はぜひお試しください。単純な割に効果は絶大ですからね。

ちょい技3選をマスターできれば、あなたはすでに成長しています！

それでは、また来週お会いできるのを楽しみにしております。

　　　　　　　　　　　　　　　

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□　編集後記

先週もいけないなと思いつつ、出入り業者さんに依頼してあった案件がどうなったのかを催促してしまった･･･。我慢強く待つべきといつも思うのですが、やはり待てません（笑）。こんな時に現状報告の一報をももらえると安心するのですが、何故か皆がやらないんですね。

ちょっした事をきちんと積み上げれるかどうかが、成否を分ける気がします。頑張れ、若きビジネスパーソン！

 

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