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『 子供の紫外線対策 』

[2020.06.16]

足立耳鼻咽喉科が発行する健康ブログです。
地域の皆様の健康の一助になるよう、情報発信しています。

こんにちは、健康ブログ編集長の嵐です。
梅雨入りしてかなり湿度も上がってきています。
この後に控えるは、灼熱の夏!脱水症、注意してくださいね~。

本日のテーマは、

「子供の紫外線対策」です。

 

夏が近い、と来れば紫外線対策ですね!
最近日焼け止め用品も豊富になり、大人の方は結構対策されてみえると思います。
美を追求する?女性は当然ですが、美を求めだした?男性陣も対策に躍起になっているようです。
そして今、大切な子供たちの紫外線対策も重視されてきています。

お母さんによっては、外出時は必ず日焼け止めを塗って、暑くてても長袖を着せる方も
みえるようですが、子供さんの反応はどうでしょうか?
子供に紫外線のことを言っても、なかなか理解できないのではないでしょうか?

ということで、ご存知のことも多いと思いますが改めて紫外線対策を考えてみましょう。

そもそもですが、紫外線についてよく知らないことが多いですね。
(6月13日の朝日新聞の別冊から、知見を頂いております)

紫外線は、4~9月の半年間で年間の70~80%を浴びているそうです。
さらに午前10時~午後2時に浴びる量は、夏で1日の70%、冬は80~85%。
紫外線をなるべく避けるには、この時間帯を極力避けることですね。

とは言うものの、幼稚園や小学校に通い出せば、そうも言っていられません。
春、夏の天気の良い日は日焼け止めを塗ってあげるようにしましょう。

 

ここで注意するのは、子供に使える日焼け止めを選択してもらうことです。
神奈川県立こども医療センター 皮膚科の馬場先生によれば、日焼け止めは”SPF20”で充分とのこと
です。
”子供用””アレルギーテスト済み”などの表記があり、紫外線吸収剤が入っていないものを
選びましょう。
子供は汗をかいたり、手で顔をこすったりするので本当は2~3時間おきに塗りなおすのが
良いのですが、なかなかそうもいきませんが・・・

 

そこで日焼け止め以外の対策を調べてみました。

・7センチくらいのつばのある帽子をかぶらせる。
専門学会の公式見解でも、紫外線を約60%もカットできるそうです。

・衣服は、七分袖や襟付きなど体を覆う部分が多いものが良い。

・織り目や網目はしっかりした木綿か、ポリエステルとの混紡素材のものを推奨。

・服の色は、淡い色のものが良い。

 

このようにしっかりした対策が望まれますが、紫外線は悪い作用ばかりではありません。
紫外線を浴びると、腸管でカルシウムの吸収を助けるビタミンDを作る作用があります。
昔は紫外線対策なんて、特に子供には無縁でした。おかげで私もシミ、シワのデコレーション
でにぎやかですが、今のような運動が出来ないとか、すぐに骨折するようなことはありません。
何事もプラスとマイナスがありますので、バランス良く対応してあげて下さい。

お母さんによっては異常に神経質になる方もみえます。良い面もありますが、
かえって子供さんにストレスを与えたり、お日様を浴びることに罪悪感を持たせることに
なりかねません。
ゆったりした気持ちで、のびのび育ててあげて下さい。

 

それでは、また来週!

 

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◇ 編集後記

私のシミ、シワのことを書きましたが、たるみの事を書き忘れました(笑)。
外が大好きで、仕事も営業職を選びましたから外ばっか。
おかげでヒドい顔面になりましたが、満足です(笑)。
でも女性は美白でいて下さいね~。

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