『　足立耳鼻咽喉科　健康情報ブログ　』

 

こんにちは、足立耳鼻咽喉科　健康情報ブログ編集長の嵐です。

さあ今日もまた1歩、健康に近づきましょう！

当ブログは基本的に毎週火曜日発刊ですが、本日は特番です。

 

新型肺炎の被害が止まりません。メディア、ネット、SNSなどで情報が溢れていますが、
時々信じられない話を聞きます。

 

ある宅配便のドライバーのツイートから。

 

「配達に伺ったら、いきなり消毒スプレーをかけられた･･･」

 

「防護服を着てこい！と罵声を浴びせられた･･･本当に辛かった」

 

 

個人的にはっきり申し上げれば、ひどい行為をした人達、頭おかしいのと違う？

彼らも危険を感じながらも、懸命に日本の物流を支えているんだよ。

物流止まったら、どうなるかくらいは想像つくでしょう？

すみません、あまりに低レベルで相手のことを考えない行動に腹が立ちました･･･

 

未曽有の出来事に右往左往するのはわかります。混乱に乗じる輩もいます。
経済的な影響も正直気になります。マスクを奪い合う気持ちも若干わかります。
でも、協調しながら乗り切っていくしかないのですから、もう少しまともになるべきです。

外国に多い、略奪するような民族ではないはずです。

 

私たち医療機関にも様々な問題が起こっています。マスクや消毒剤の供給、働くスタッフの健康問題
などなど。でも正しい知識を見つけて、それに基づいて地域医療の支えにならないといけない
ポジションです。

不定期になりますが、その時々で正しい情報を発信していきたいと思います。
私は医師ではありませんが、私なりに出来る医療貢献だと信じて。

 

ある医師の言葉をお借りしたシリーズ名にしたいと思います。

それでは,

 

「正しく恐れよ！」シリーズ　を始めます。

 

 

皆様も大まかな情報はすでにご存じと思います。

新型肺炎は飛沫感染、接触感染が主な感染源で、空気感染はしないようです。
これは各研究者の方、WHOでも発信されている話ですね。

ですのでマスクの着用は、健常人は基本的に不要。

 

近い距離で話す場面（相手の咳などで飛沫を浴びる可能性のある距離）、大勢が密集する場面は
除きますが、基本は「うつさない為のマスク」と認識をして下さい。
咳エチケットの考え方です。

くどいですが、通常マスクではウィルスは貫通します。意味はありません。

 

万一たくさん持って見える方、近くの医療機関や介護施設などに寄付して下さい。
余分に抱えこんでも、転売しても、決して幸せな結末は迎えれません。
お天道様は何もかもお見通しですよ！

すみません、本シリーズ中は鬼滅の刃「炭治郎」の気分です！

 

咳エチケットも誤解が多いので、改めて申しますと、

・咳が出そうになったらティッシュで口を押さえる。
そのティッシュはすぐに捨てて、手洗いをお忘れなく。

・ティッシュがない場合は、手ではなく二の腕の内側で口元を押さえましょう。

 

そして消毒用アルコールはコロナウィルスに有効とされていますが、今は品不足ですので
石鹸でしっかり洗うことで代替えしましょう。

 

 

最近は不織布マスクが品切れしていますので、再利用可能な布マスクが見直されています。
洗う方法は、花王さんのホームページでも紹介されています。

 

また洗濯は不可のサージカルマスクも、こんな方法で３～５回程度なら消毒することが
可能です。

 

すごい～、助かりますね。

 

いかがだったでしょうか？

世界各地で痛ましいニューズが流れています。グローバル社会では、もう世界はひとつです。
自分さえ良かったらという発想は、時代に合っていないと思います。

とは言え、残念ながら世界をいきなり救えませんので、まずは自分の周りの人々の役に立つことが
大切だと考えます。

 

正しい情報、正しい行動をして、自分と周りの方を守りましょう！

「正しく、恐れよ！」

 

それでは、また！

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■　編集後記

人は簡単にエゴイストになってしまいますが、気持ちを変えれば正しくなるのもの早い。

 

暗いニュースが多いですが、明るく希望に満ちた話もたくさんあります。

正しい知識と、明るい話題を提供していき、読者の方のお役に立てれば幸いです。

配達の方にも、正しい対応を！

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＜当ブログ記事に関しての注意＞

・当院の健康記事の詳細は、専門の医療機関にてお尋ね下さい。

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