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『 グロウアップ講座第9回~共感マーケティング 』

[2020.01.31]

【 毎金!ワンポイントグロウアップ講座 第9回 】

  名古屋市中区栄地区で開業する「足立耳鼻咽喉科 伏見クリニック」経営企画部が創る 人生、ビジネスの力になるブログです。 人生の原理原則、最新のビジネス情報、目標達成、部下育成問題など、課題の多い ビジネスパーソンに役立つ情報を送ります。 地域の方のお力になることが出来れば幸いです。     こんにちは、足立耳鼻咽喉科伏見クリニック 人財育成課のケンシロウです。 早いもので1月も最終日になりました。新年の挨拶をしたばかりのような気がします。 まさに”光陰矢の如し”、昔の人は上手いこと言いましたね。   本日のテーマは、   『 共感マーケティング 』   キラキラ輝く目の女性   聞いたことがあるかも知れませんが、共感という行為をマーケティングに活かす。   「え~、何のことか、余計わからへんし」 あ、これ、三重弁というか、四日市弁というか、こちらの方言です。関西圏なので、結構関西弁の 雰囲気ありますよね。   話がそれましたが、そうですね、よくわかりませんよね。     まずは、「マーケティング」の簡単な説明から始めましょうか。     営業企画や営業に携わっている方には釈迦に説法ですが、   マーケティングを一言でいえば、 売るための仕組み作り」のことです。 販売し利益を得る行為が通常の商取引ですが、もっとたくさん売るためにどうしたら良いかを考え、 実行することです。   現に、私たちの日常生活の中にもたくさんのマーケティング戦略・戦術が張り巡らされています。 例えば、     1.スーパーマーケットの商品陳列方法 通常スーパーマーケットは入ってすぐの場所に、果物売り場をセッティングします。 これは人間が注意・興味を惹かれる色(赤、黄色など)を持つ果物を真っ先に陳列することで 気分を高揚させて次の売り場につなげる為です。 また左回りの順路がほとんどだと思いますが、これも人間がまわりやすい方向にしてあるそうです。 運動場のトラックなども、左回りですね。     2.コンビニの商品陳列方法 購買層に応じて、陳列棚の高さを最適化しています。 子供が手に取りやすい低い位置にあるお菓子類など、予想される購買層に応じて高さなどを決めます。 これも黄金率が決まっていますので、どこのコンビニも同じです。       3.Amazonでの買い物 ある商品を選ぶと、よく似た商品とか、これを買った人はこんな商品も買っています・・・というメッセージと 商品が勝手に出てきます。 これは親切ではなく(その意味もありますが)、もっとたくさん買わせる仕掛けです。 アップセル、クロスセルですね。     ほんの一例ですが、考えつくされた手段で私たちを消費行動に駆り立てます。 恐ろしいというか、すごいですね。 そして、さらに強力な手法が「共感マーケティング」です。 人間は自分の考え、現状、行動、価値観、苦しみなどに共感してほしい生き物です。 自分に置き換えれば明白ですよね。   「そんなに大変なんだ~。うんうん、わかる、よくわかるよ」 「素敵なお召し物ですね。え、ユニクロ?全然わかりませんでした。センスいいですね~」 「今日は風邪ですか?熱が39℃!しんどいですよね~。わかります~」 こんな言葉をかけられて、不快になる方っていないような気がします。     ターゲット(お客さん)の状況を聞き出し、その境遇や価値観などをほめたり、癒したりして、 警戒感を解き、信頼関係を作り、あたかも友人のような存在になれば、何でも売れる。 これが「共感マーケティング」という戦術です。 キラキラ輝く目の女性   「アタシな、この前むっちゃ褒められて、何かな、知らんうちに高いバッグ買ってた!」 そういう貴方、共感マーケティングの罠に落ちていましたね。     人間が消費行動をとる時、理屈・理論で決めているように思いますが、実は違います。 感情で買って、後から理屈で自分を納得させているのです。 くれぐれもご注意ください(笑)。     共感マーケティングは商品を売るときの手法ですが、少しひねればいろいろ転用可能です。 先ほどの例の病院の受付でも使えますし、恋人との関係を良好にしたり、人間関係をよくする ことにも使えます。こういうとテクニックに聞こえますが、相手の気持ちに寄り添ったり、 共感したりするのは決して特別なことではありませんよね。 好きな相手なら、自然と行っているはずです。 職場や取引先との良好な人間関係つくりの一助になれば、幸いです。     それでは、また来週!   「君はもう成長している!」     =============================================== ■ 編集後記 個人的に、マーケティングやセールスが大好きです。スーパーやコンビニの仕組みを知って、 感動しました(笑)。面白いこと考えるな~と、なぜか楽しくなってきます。 共感マーケではないですが、子供の頃通っていたおもちゃ屋さんも楽しかったです。 おもちゃやプラモが高く積み上げられて、通路が超狭い。 普通なら探しにくくて陳列セオリー上はダメなんでしょうが、100円玉握りしめて宝探しのようにワクワクして 通っていたことを忘れられません。 今なら店ごと買うぞ!って大人買いするのに・・・って、無理ですが。 共感してくださいました? ---------------------------------------------------------------------------------------------- 医療法人成松会 足立耳鼻咽喉科 ~地域医療に貢献出来るクリニックを目指します! ■ 足立耳鼻咽喉科 本院 :三重県四日市市羽津山町7-8 □ 足立耳鼻咽喉科 伏見クリニック:愛知県名古屋市中区栄1丁目2-3 プラウドタワー名古屋栄2F ===============================================
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