首の症状
首の働き、役割
首の役割ですが、
1.まずは体の中で1番重い”頭”を支えています。
頭部は、全体重の10%~15%という重さです
2.主要な神経、血管が通り、咽頭、食道、喉頭、気管など食べ物や呼吸を司る臓器が存在する重要な部位です
3.首の後ろには体全体の運動などに係る「頸椎(けいつい)」が走っています。
普段は意識しませんが、重要な器官の集まっている場所であります。
首の主な症状
首に関する症状は、耳鼻咽喉科では下記の訴えが多いようです。
- 首に腫れがある
- 首が痛い
首の主な病気
唾石症(だせきしょう)
唾石とは唾液に含まれるカルシウムや細菌などが石のようになった物質で、あごの下にある顎下腺(がっかせん)に起こりやすいと言われています。このように石が出来るケースを、唾石症と呼びます。
唾石腺炎(だせきせんえん)
問題になるケースは、石が唾液腺をふさいでしまし、唾液が出なくなってしまう場合です。鋭い痛み、膿などが出ることもあります。また炎症状態が全身症状として出ることもあります。
リンパ節腫脹(りんぱせつしゅちょう)
リンパ節が炎症や腫脹などにより、腫れあがる状態。特に大きなリンパ節が耳下部にあるため、耳下部が腫れる方が多いようです。炎症にはリンパ節炎、慢性リンパ節炎、悪性リンパ腫があります。
甲状腺腫瘍(こうじょうせんしゅよう)
首の前面にある甲状腺に出来た腫瘍のことです。この病気になると、声のかすれやモノが飲み込みにくい、甲状腺ホルモンに関係した症状が現れます。